“導線”の作り方と「20%ルール」
人がドキュメントを見たとき、自然に視線が流れる方向がある。これを“導線”に利用すれば「1枚企画書」のようにブロック(箱)を矢印によるフローで結ぶ方法をとらずにすむ。
また「5枚プレゼン」は5枚を連続して見せるので、できるだけ空間的に余裕を持たせて、そのページ内のどこを一番見てほしいかを明確に示す必要がある。
“導線”で論理を誘導する
「1枚企画書」では限られたスペースで情報を効率的に見せるためエリアいっぱいを使ってブロック(箱)を敷き詰める方法をとりますが、5枚すべてでこれをやるとどうしても窮屈に感じます。
そこでどうするかというと、人がドキュメントを見たとき自然に視線が移動する動きをうまく利用します。
代表的なものが「上から下」「左から右」で、上下2段の場合は「Z型」に移動します。つまり左上から右下に「見えない視線」というものが走っていて、これをうまく利用することで、「図形+矢印」の流れで見せなくても、すっきりとしたきれいなレイアウトで“導線”を作ることができるのです。
上図の2組4点(左が1枚企画書、右が5枚プレゼン)がその比較です。
→→→ ドキュメントには見えない導線が走っている
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