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日本IBM、HDDに耐衝撃機構を搭載した『ThinkPad T41』などThinkPadシリーズ6モデルを発表

2003年10月08日 12時18分更新

文● 編集部 佐久間康仁

日本アイ・ビー・エム(株)は8日、2003年秋冬モデルとしてノートパソコン“ThinkPad”6シリーズをいっせいに発表した。新たに、HDDに“アクティブ・プロテクション・システム”とショックアブソーバーを搭載したA4モバイルノート『ThinkPad T41』、Pentium M-1.40GHzと15インチ液晶ディスプレー採用のA4ノートパソコン『ThinkPad R50』がラインナップに追加され、既存モデルについてもCPUの高速化およびHDDの増加を図り、IEEE 802.11a/b/g準拠のトリプル無線LAN機能を搭載したモデルを拡充したのが特徴。

今回発表されたモデルの内訳と、日本IBMの直販サイト“ibm.com”の販売価格は以下の通り。出荷開始時期は今月15日の予定(R50のみ24日予定)。

ThinkPad T41
光ドライブ内蔵A4モバイルノート/21万9000円~(13モデル)
ThinkPad R50
Pentium M搭載A4ノートパソコン/21万9000円~(3モデル)
ThinkPad R40
モバイルPentium 4-M搭載A4ノートパソコン/18万9000円~(3モデル)
ThinkPad R40e
モバイルPentium 4-MまたはモバイルCeleron搭載の低価格A4ノート/9万9800円~(12モデル)
ThinkPad G40
Pentium 4またはCeleron搭載A4ノートパソコン/12万9000円~(17モデル)
ThinkPad X31
Pentium M搭載B5ファイルサイズノートパソコン/24万4000円~(6モデル)

加速度センサー内蔵で衝撃が加わる前にヘッドを退避
――ThinkPad T41

ThinkPad T41
『ThinkPad T41』

ThinkPad T41は、今年3月に発表されたA4モバイルノート“ThinkPad T40”の後継モデル。小さな机や膝の上など不安定な場所で使っていてうっかり落としてしまった場合にも、HDDの破損(読み出し不能)を避けるための工夫として、従来から採用されている内蔵式ショックアブソーバー(緩衝装置)に加えて、新たに“アクティブ・プロテクション・システム(HDD APS)”を採用したのが特徴(HDD APSとショックアブソーバーを搭載するのはT41とR50の2モデル)。HDD APSとは、本体内蔵の加速度センサーにより急な動き(落下直前の挙動)を検知すると、即座にHDDの読み出し/書き込み用ヘッドを退避ゾーンに移動して、ディスクの破損を防止するというもの。ただし、サポートしているのはプライマリー(1台目)の内蔵HDDのみで、ドライブベイに追加したセカンダリー(2台目)のHDDには機能しない。

主なスペックはCPUにPentium M-1.70GHz(最上位2機種)/同-1.60GHz(上位5機種)/同-1.40GHz(下位6機種)、メモリーはPC2700対応DDR SDRAM512MB(上位7機種)もしくは同256MB(下位6機種)、チップセットはIntel 855PMを採用する。グラフィックスアクセラレーターは最上位2機種がATI MOBILITY RADEON 9000、ほかはATI MOBILITY RADEON 7500で、ビデオメモリーは32MB。液晶ディスプレーはいずれも14.1インチサイズで、上位2機種が1400×1050ドット、そのほかはXGA(1024×768ドット)表示。HDDは最上位2機種が60GB(毎分7200回転)、上位5機種が40GB(毎分5400回転)、下位6機種が30GB(毎分4200回転)を内蔵。拡張ベイ“ウルトラベイ・スリム”にCD-R/RW&DVD-ROMコンボドライブ(上位9機種)もしくはDVD-ROMドライブ(下位4機種)を標準搭載する。

通信機能は、最上位2機種がIEEE 802.11a/b/g準拠の無線LAN機能とBluetooth 1.1を、Pentium M-1.60GHz搭載モデルすべてと同-1.40GHz搭載モデルのうち3機種がIEEE 802.11b準拠の無線LAN機能を内蔵。そのほか、全機種共通で10/100/1000BASE-T対応Ethernet端子とV.90準拠の56kbpsファクスモデムを搭載する。また、本体内でHDDパスワードなどを管理するセキュリティーチップを全機種標準装備している。

拡張スロットはPCカード TypeII×2(もしくはTypeIII×1、CardBus対応)、インターフェースはUSB 2.0×2/パラレル/アナログRGB/S-VIDEO出力/オーディオ入出力、など。バッテリーはリチウムイオンタイプで、駆動時間は3.8~5.1時間(JEITA測定法 1.0による同社測定値)。消費電力は最大72W、低電力動作時が10.5~13.7W。

プレインストールOSはWindows 2000 ProfessionalもしくはWindows XP Professional。Microsoft Office Personal Edition 2003プレインストールモデルは、最下位2機種にのみ用意されている。本体サイズと重量は、幅311×奥行き255×高さ31.4(最薄部26.6)mm/2.23~2.28kg。

Pentium M向けに新設計されたA4ノートパソコンの“新スタンダード”
――ThinkPad R50

ThinkPad R50
『ThinkPad R50』

ThinkPad R50は、「バッテリーライフとパフォーマンスを両立した、(IBMにおける)A4ノートパソコンの“新スタンダード”」(同社広報)という光ドライブ内蔵A4ノートパソコンで、Pentium M向けに新設計した筺体を採用する。

右サイドの“ウルトラベイ・エンハンスド”には、標準でCD-R/RW&DVD-ROMコンボドライブを搭載。ウルトラベイ・エンハンスド用デバイスは、アダプター(別売、6000円)を使うことでウルトラベイ2000にも装着できる。

主なスペックはCPUにPentium M-1.40GHz、メモリーはPC2700対応DDR SDRAM256MB(最大2GB)、チップセットはIntel 855PMを採用。グラフィックスアクセラレーターは最上位機がATI MOBILITY RADEON 9000、下位2機種はATI MOBILITY RADEON 7500で、ビデオメモリーは32MB。HDDは40GB(毎分4200回転)タイプを内蔵。液晶ディスプレーはいずれも15インチサイズで、上位2機種が1400×1050ドット表示の“FlexView”液晶パネル、最下位機種はXGA表示の従来型パネルを採用する。FlexView液晶パネルはIPS(In-Plane Switching)方式で、視野角が上下左右170度と広いのが特徴。

通信機能は、最上位機がIEEE 802.11a/b/g準拠、ほか2機種はIEEE 802.11b準拠の無線LAN機能を内蔵。さらに、最上位機種は10/100/1000BASE-T対応、下位2機種は10/100BASE-TX対応のEthernet端子、および全機種共通でV.90準拠の56kbpsファクスモデムを搭載する。セキュリティーチップも全機種標準装備している。

拡張スロットはPCカード TypeIIもしくはTypeIII×1(CardBus対応)、インターフェースはUSB 2.0×2/IEEE 1394(最上位機種のみ)/パラレル/アナログRGB/S-VIDEO出力/オーディオ入出力、など。バッテリーはリチウムイオンタイプで、駆動時間は4.0~4.7時間(JEITA測定法 1.0による同社測定値)。消費電力は最大72W、低電力動作時が7.8W。

プレインストールOSはWindows XP Professional。Microsoft Office Personal Edition 2003はプレインストールしない。本体サイズと重量は、幅332×奥行き269×高さ40(最薄部37)mm/3.0kg。



そのほかの製品は、ThinkPad R40がCPUをモバイルPentium 4-M-2.20GHz(従来は同-2GHz)に、ThinkPad R40eはPentium 4-M-2.20GHz(従来は同-2GHz)もしくはCeleron-2GHz(従来は同-1.8GHz)にそれぞれ高速化。ThinkPad G40は下位モデルのCPUをPentium 4-2.60GHz(従来は同-2.40GHZ)もしくはCeleron-2.20GHz(従来は同-2GHz)に高速化するとともに、下位モデルのHDDを30GB(従来は20GB)に増加、コンボドライブ搭載モデルを6機種に拡充した。

ThinkPad X31は、CPUをPentium M-1.40GHzもしくは同-1.60GHzに高速化し、メモリーを最大2GB(PC2700対応)に増加、IEEE 802.11a/b/g準拠の無線LAN対応モデルが用意された。

掲載当初、HDD APS搭載機種、ウルトラベイ・エンハンスド、ThinkPad X31の変更点について、誤記がありました。お詫びして訂正いたします。

また、デスクトップパソコン“ThinkCentre”も、省スペース型デスクトップ『ThinkCentre S50』『同 A50』およびミドルタワー筐体の『ThinkCentre A50p』で、CPUを高速化した新モデルを発表した。ibm.comでの直販価格は、S50が12万4000円~、A50が6万9800円~、A50pは11万800円~。出荷開始はS50とA50が15日、A50pは17日の予定。

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