このページの本文へ

日本IBM、デスクトップ代替ノートパソコン『ThinkPad G40』を発売

2003年04月16日 19時00分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

日本アイ・ビー・エム(株)は16日、デスクトップパソコンと置き換えて利用できるノートパソコン“Thinkpad Gシリーズ”として、『ThinkPad G40』(2388-1HJ)など9モデルの販売を22日に開始すると発表した。直販の“IBMダイレクト”での価格は12万9000円から。

『ThinkPad G40』(2388)
『ThinkPad G40』(2388)

『ThinkPad G40』(2388-1HJ/1ZJ/3EJ/3ZJ/3DJ/4ZJ/4KJ/4YJ/5EJ)は、日本での需要の多いデスクトップ代替ノートパソコンの市場向けに販売する製品で、デスクトップ向けのPentium 4-3GHz(5EJ)/2.80GHz(4ZJ/4KJ/ 4YJ)/2.40GHz(3EJ/3ZJ/3DJ)、またはCeleron-2.0GHz(1HJ/1ZJ)を搭載し、同社のThinkPadシリーズの製品基準を満たした静音設計と熱処理を行なっているという。チップセットはグラフィックス機能を内蔵した852GMを採用。また、ユーザーの利便性を向上させる製品デザイン“ThinkVantage デザイン”として、キーボードの手前を低く傾斜させて自然な入力が行なえるようにする“ConfortSlant Keyboard(コンフォートスラント・キーボード)”や、パソコンの手前を持ち上げて片手で向きを変えられる“スィング・ピボット”機構を採用したという。ポインティングデバイス“TrackPoint”のキャップには従来タイプのほか、“ソフトドーム”と“ソフトリム”の3タイプを用意する。

搭載する液晶ディスプレーは、15インチまたは14.1インチのSXGA+またはXGA表示で、15インチ/SXGA+(5EJ)、15インチXGA(3EJ/3ZJ/3DJ/4ZJ/4KJ/4YJ)、14.1インチ/XGA(1HJ/1ZJ)となる。インターフェースは、USB 2.0×4、PS/2、パラレルなどを装備。本体サイズは幅329×奥行き283×厚さ37~51mm、重量3.7kg~4.1kg。 電源はニッケル水素またはリチウムイオンバッテリーで、1.1時間~2.0時間(JEITA測定法1.0)の駆動が可能(モデルによりことなる。ACアダプターが付属する。ピークシフト機能として、電力使用がピークとなる時間帯に、電源供給を自動的にAC電源から内蔵バッテリーに切り替え、パソコンの電力消費をピーク時間外へシフトさせるソフト『ピークシフト・コントロール・プラグラム』に対応する(第3世代となるピークシフト・コントロール・プラグラム Ver.3を営業経由で提供する)。プレインストールOSは、Winodws XP Professional。HDDリストアーソフト『Rapid Restore PC』などのツールも付属する。

価格は、『ThinkPad G40』(2388-1HJ)が12万9000円(Celeron-2.0GHz、128MBのDDR SDRAM、20GBのHDD、24倍速CD-ROMドライブ、14.1インチXGA液晶、10/100BASE-TX、56kbpsモデム)。同(2388-1ZJ)はWindows 2000 Professioanl搭載モデルで価格は同じ。同(2388-3EJ)は16万9000円(Pentium 4-2.40GHz、15インチXGAに変更したモデル)、同(2388-3ZJ)はWindows 2000 Professional搭載モデルで価格は同じ。同(2388-3DJ)は17万9000円(3EJにIEEE 802.11b無線LANを追加したモデル)。同(2388-5EJ)は27万9000円(Pentium 4-3GHz、256MBのDDR SDRAM、40GBのHDD、CD-RW/DVDドライブ、15.0インチSXGA+、56kbpsモデム、IEEE802.11b無線LAN、Windows 2000 Professional)で同モデルのみ5月20日出荷となる。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン