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2008年CPUクーラー最強王者決定戦! ― 第2回

CPUクーラー2008年発売モデル最強王座はどれだ?【中編】

2009年01月30日 20時00分更新

文● 宇野 貴教

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 1月恒例企画となっているCPUクーラー王者決定戦。3年目となる今回は、昨年に発売されたCPUクーラーを主軸に、その中から現在も入手が比較的容易な製品をピックアップして性能を比較していく。
 テスト方法は前編と同じなのでここでは省略する。忘れてしまった人は【前編】をおさらいしてほしい。

テスト環境
CPU Phenom X4 II 940 BlackEdition(3GHz)
マザーボード GIGABYTE「GA-MA790GP-DS4H」(AMD 790FX/BIOS F3m)
メモリー Corsair「CM2X1024-8500C5D」(DDR2 PC-8500 1GB×2枚)
HDD Seagate「ST2160812AS」(160GB SerialATA)
OS Windows Vista Ultimate SP1 (32bit)

プラスチックカバーで風向きを制御
ザワード「gYRE」

●対応ソケット:LGA775、AM2
●寸法/重量:124(W)×124(D)×145(H)mm/670g(±20g)
●ファン回転数:1000~2000rpm(±30%)
●風量:76.3CFM
●ノイズ:19~32dB
●実売価格:6980円前後
●製品情報URL:http://www.zaward.co.jp/cpu-gyre.html
●ASCII.jp記事URL:http://ascii.jp/elem/000/000/144/144232/

 120mm角ファンを装備するトップフロータイプの製品。放熱フィンの外側をプラスチックカバーで多い、空気が内部を渦を巻くように移動させるユニークな整流システム(ジャイロフロー)を持ち、これにより効率よくフィンやヒートパイプから熱を奪うと言う。このプラスチックカバーは着脱が可能。また、冷却性能向上のためヒートパイプが直接CPUのヒートスプレッダに接触する仕組みなっている。
 取り付けの際はプラスチックカバーを取り外す必要があるが、それを除けば特に苦労する部分はない。ただしLGA775はプッシュピンではなくネジ止めなので少々面倒だ。なかなかおもしろい作りであるが、テストは高負荷時44℃とリテールと比較して-3℃と少々もの足りない結果となった。ファン全開時でも比較的静かなので、静音重視でVRMやチップセットも冷やしたい人向けだろう。

  CPU温度
(アイドル時)
CPU温度
(ピーク時)
VRM温度
(ピーク時)
チップセット温度
(ピーク時)
騒音
(アイドル時)
騒音
(ピーク時)
  23℃ 44℃ 44.5℃ 47.1℃ 38.5dB 45.7dB
純正より -5℃ -3℃ -3.9℃ -3.3℃ +0.8dB -5.8dB

サイドフローだがチップセットも冷やす
サイズ「REEVEN RCCT-0901SP」

●対応ソケット:LGA775、478、AM2、940、939、754
●寸法/重量:96(W)×67.5(D)×136(H)mm/335g
●ファン回転数:0~2500rpm
●風量:0~55.5CFM
●ノイズ:0~31.07dB
●実売価格:2980円前後
●製品情報URL:http://www.scythe.co.jp/cooler/rcct-0901sp.html

 サイドフロータイプだが、放熱フィンの排気部分の角度を下向きに曲げることにより、下方向へのエアフローを実現している。そのため、排気部にあるVRMやチップセットクーラーも冷却することが可能だ。ヒートパイプがCPUのヒートスプレッダに直接接触するのも特徴。
 サイズのCPUクーラーはどれもLGA775がプッシュピン、AM2が両端可動式クリップで統一されており、取り付けやすさではトップクラス。今回扱ったサイズ製品はすべてストレスなくスムーズに取り付けができた。下方向へのエアフローがセールスポイントだが、今回の計測ではVRM約54℃、チップセット約57℃と今ひとつな結果となってしまった。

  CPU温度
(アイドル時)
CPU温度
(ピーク時)
VRM温度
(ピーク時)
チップセット温度
(ピーク時)
騒音
(アイドル時)
騒音
(ピーク時)
  27℃ 51℃ 54.4℃ 57.8℃ 38.2dB 46.5dB
純正より -1℃ +4℃ +6℃ +7.4℃ +0.5dB -5dB

(次ページへ続く)

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