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NVIDIA「GeForce GTX 295」

シングルGPU最速をうたう「GeForce GTX 285」、明日発売!

2009年01月14日 23時00分更新

文● 増田

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 先週発売となったデュアルGPU「GeForce GTX 295」を搭載したビデオカードの下位モデルとなる「GeForce GTX 285」搭載カードの販売が明日15日(23時)からスタートとなる。NVIDIAいわく「シングルGPUでは世界最速」という製品である。

「GeForce GTX 285」搭載カードの販売が明日15日(23時)からスタート。まず店頭に並ぶことになるのはinno3D「Tornado Geforce GTX285」「Tornado Geforce GTX285 OC」とZOTAC「ZOTAC GTX285 1GB GDDR3 PCIEx16」の3モデルだ

スペック

従来モデル「GeForce GTX 280」のマイナーチェンジ版となるもので、製造プロセス65nm→55nmにシュリンク。消費電力は下がったがクロックは上昇している

 「GeForce GTX 285」は、従来モデル「GeForce GTX 280」のマイナーチェンジ版。製造プロセス65nm→55nmにシュリンクされることによって消費電力はGTX 280の約236Wに対してGTX 285は183Wへと大きく減少。また、PCI Express電源コネクターはハイエンドビデオカードにありがちな「8ピン+8ピン」ではなく「6ピン+6ピン」仕様となり、使用電源ユニットに求めるスペック的にもハードルが低くなった点は大きい。
 その他、Streaming Processor数はGTX 280と同じ240基ながら、コア/メモリ/シェーダクロックは648MHz/2484MHz/1476MHz(GTX 280は602MHz/2214MHz/1296MHz)とそれぞれアップ。搭載メモリはGDDR3 1GB(メモリインタフェース512bit)、ブラケット部はDualDVI/HDTV-OUTという構成。3枚のGTX 285カードを搭載する3-Way SLIにも対応する。

Streaming Processor数はGTX 280と同じ240基ながら、コア/メモリ/シェーダクロックは648MHz/2484MHz/1476MHz(GTX 280は602MHz/2214MHz/1296MHz)とそれぞれアップした

「Tornado Geforce GTX285 OC」

inno3D「Tornado Geforce GTX285 OC」はコア/メモリクロックが700MHz/2560MHzにクロックアップされた製品となる

 まず、16日から店頭に並ぶことになるのはinno3D「Tornado Geforce GTX285」「Tornado Geforce GTX285 OC」とZOTAC「ZOTAC GTX285 1GB GDDR3 PCIEx16」の3モデル。このうちinno3D「Tornado Geforce GTX285 OC」はコア/メモリクロックが700MHz/2560MHzにクロックアップされた製品となる。
 「GeForce GTX 295」とは異なり基版デザインは従来モデルの「GeForce GTX 280」をそのまま踏襲したものと思われ、プラスチック製カバーに覆われた2スロット仕様のもの。今後も多数のメーカーから発売が予定されており、しばらくは発売ラッシュが続くことになりそうだ。なお、実売価格は4万3000~4万5000円前後となっている。

PCI Express電源コネクターは「6ピン+6ピン」仕様となり導入へのハードルもいくぶん下がった印象。ブラケット部はDualDVI/HDTV-OUTという構成だ

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