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開発者マルティン・カルテンブルネルに聞く

ビョークも使った新感覚楽器「reacTable」に触れろ

2008年12月13日 09時00分更新

文● 遠竹智寿子

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気になる製品化は今月中? 機種は2タイプを予定

―― reacTableの今後について教えてください。

「2008年末には製品化」と語るマルティン氏。あと半月中に発売されるのでしょうか

マルティン 2008年末には商品化される予定です。現在は2通りのバージョンが用意されています。1つはイベントや展示場で使用するインスタレーションタイプ、もう1つはビョークのライブのように電子楽器として提供するタイプのものです。

 価格帯もそれぞれ異なります。インスタレーションタイプのものは、学会、展示会のほか、長期的に音楽学校やクラブ、ミュージアムなどに設置して活用するのを想定しています。例えば、2台のreacTableを東京と山口に置いたライブでそれぞれの演奏をシンクロさせられます。

 今回の「ミニマムインターフェース」での展示以外にも、すでにカナダ、シカゴ、メキシコ、UKなど世界各国で出展の話が進んでいます。最大10人のプレイヤーが同時に演奏できるので、展示というよりも実際に多くの人に「reacTable」を触っていただいて、難しい操作なしに感覚的に音楽を演奏する今までにないエクスペリエンスを味わっていただければと。

 その一方で、音楽のプロフェッショナルやミュージシャンの方々に使っていただくことで、新しい可能性を広げていただきたいと思っています。


ミニマム インターフェース展

  • 開催時間12時~19時(土曜/日曜/祝日は10時~)
  • 火曜休館(祝日の場合は翌日)
  • 2009年2月8日まで開催、入場無料

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