完成図 表機能+段落番号で作成したカレンダー
基本の表が作れれば、カレンダーだって簡単に作成できる。しかも、いちいち日付を入力するなんて手間はいらない。段落記号を使えば驚くほど簡単に日付入りカレンダーができあがる。
カレンダーのように日付をあつかうものはExcelで……と考えている方も多いだろう。なんといっても日付が簡単な操作で入力できることが魅力だからだ。しかしWordでも、「段落番号」を使えば、じつに簡単にカレンダーが作成できる。
今回は少し凝ったデザインにするためオートシェイプのなかにカレンダーを作る。オートシェイプ上に表を追加できるようにするために、「テキストの追加」を選ぶのが最初のポイントだ。
カレンダーは作成する年月によって必要な行数が変わるが、ここでは2007年6月用に6行×7列の表を用意した。
続いてカレンダーらしいデザインに見えるように表の体裁を整える。これがカレンダーの基本形だ。この状態で保存しておけばカレンダーのテンプレートとして使える。
日付の入力には段落番号を使う。これが第2のポイント。2007年6月1日は金曜から始まるので、該当する一から30日分のセルを選択し[段落番号]ボタンを押せばいい。ただし既定の段落番号には末尾にピリオドがつくため、これを削除すればあっという間にカレンダーの完成だ。
表機能+段落番号で作成したカレンダー 作業一覧
(次ページ「図形を描いて、そのなかに表を作る」に続く)
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