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夢を感じるファインダーを──α900開発者に聞く

2008年10月23日 15時39分更新

文● トレンド編集部

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カールツァイスレンズは、αを選ぶ魅力のひとつになりそうだ

「撮ったぞ」と思える瞬間を


── 撮影時に長時間のぞくことになるファインダーですから、見え方で操作感が大きく異なりますよね。

上田 実際に覗いていただいた方から「(レンズの)向こう側の世界に没入できる」「(作品を撮るという想いの中に)入っていけるファインダーだね」という声もいただいています。

岡崎 デジタルカメラでは背面液晶でフレーミングする機会が増えていると思うんですが、ファインダーをのぞく撮影にはやはり夢を感じていただけるようにありたいと思うんですよね。そういった楽しさを感じてもらいたいと思いました。

── ミラーショックとかシャッター音に関してもこだわられてますよね。

岡崎 音の印象に関しては、音響設備の整った場所で数値的に評価・分析し、設計にフィードバックをかけました。α700ではキレの良さを中心に考えていましたが、α900では重厚さも表現できたと感じています。

── 「俺は撮っているんだ」という気分にさせる音ですよね。表現が難しいんですが……。

岡崎 見えのいいファインダーで被写体をリアルに感じながら、リズミカルに撮影し、「撮れた!」という手ごたえを感じていただきたい。そのためには感触もとても大事だと考え、こだわりました。

── そして「撮ったぞ」と実感するわけですね。

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