このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 次へ

新生「ブルーレイ ディスクレコーダー」は買うべきか!?

ソニーの「BDZ」で古いテレビも高画質になる

2008年09月25日 12時19分更新

文● 橋本 優/トレンド編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

こだわり派におススメ! X100の特典

 一方で、ハイエンドモデルの「BDZ-X」シリーズにもグッとくる機能が追加されている。

 Xシリーズは、今回から導入された「DRC-MF v3」回路による高品質なIP変換や、1080/60pでの映像出力、高音質のためのシャーシ設計などが特徴の、「至高の映像・音声を楽しみたい」という人向けの機種だ。

「DRC-MFパレット」

シャープネスやノイズ除去などを自分の好みに調整できる「DRC-MFパレット」

X100のアルミ天板

X100(右)は天板にアルミ素材を採用し、剛性を高めている。見た目もL95(左)より高級な感じだ

 画質が高いというのも重要なのだが、興味をそそるのはHDMI出力が2つ用意されたところ。テレビとプロジェクターというように2つの機器に接続でき、HDMIセレクター&ケーブルを別途用意する必要がないことだ。

 ただし2つある端子から同時に出力はできない。本体前面の「HDMI1」「HDMI2」ボタンを押すことで出力を切り替える。

HDMI金メッキ処理

Xシリーズはほとんどの端子が金メッキ処理されているが、HDMI端子までが金メッキ処理されているのはX100だけ


1石3鳥のLが魅力


 BDZ-X100の実売想定価格は28万円前後。そこまで画質にこだわらない筆者としては新しい薄型テレビ1台買えそうな金額は躊躇してしまう。しかしBDZ-L95は18万円前後でBDレコ、画質アップ装置、HDビデオバックアップ機の3役をこなせると考えれば妥当な気がする。

 なお、メモリーカードスロット&ワンタッチダビングボタンが不要なら、スタンダード機「BDZ-T75」が15万円前後なのでこちらを選択するのもアリだろう。

記事掲載当初、「BDZ-T95」と記載しておりましたが、正しくは「BDZ-T75」です。お詫びして訂正いたします。(2008年10月3日)

■関連サイト

前へ 1 2 3 4 次へ

カテゴリートップへ

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中