こだわり派におススメ! X100の特典
一方で、ハイエンドモデルの「BDZ-X」シリーズにもグッとくる機能が追加されている。
Xシリーズは、今回から導入された「DRC-MF v3」回路による高品質なIP変換や、1080/60pでの映像出力、高音質のためのシャーシ設計などが特徴の、「至高の映像・音声を楽しみたい」という人向けの機種だ。
画質が高いというのも重要なのだが、興味をそそるのはHDMI出力が2つ用意されたところ。テレビとプロジェクターというように2つの機器に接続でき、HDMIセレクター&ケーブルを別途用意する必要がないことだ。
ただし2つある端子から同時に出力はできない。本体前面の「HDMI1」「HDMI2」ボタンを押すことで出力を切り替える。
1石3鳥のLが魅力
BDZ-X100の実売想定価格は28万円前後。そこまで画質にこだわらない筆者としては新しい薄型テレビ1台買えそうな金額は躊躇してしまう。しかしBDZ-L95は18万円前後でBDレコ、画質アップ装置、HDビデオバックアップ機の3役をこなせると考えれば妥当な気がする。
なお、メモリーカードスロット&ワンタッチダビングボタンが不要なら、スタンダード機「BDZ-T75」が15万円前後なのでこちらを選択するのもアリだろう。
記事掲載当初、「BDZ-T95」と記載しておりましたが、正しくは「BDZ-T75」です。お詫びして訂正いたします。(2008年10月3日)