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新生「ブルーレイ ディスクレコーダー」は買うべきか!?

ソニーの「BDZ」で古いテレビも高画質になる

2008年09月25日 12時19分更新

文● 橋本 優/トレンド編集部

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HDリアリティーエンハンサーで映像がシャープに

 一方のHDリアリティーエンハンサーは、放送時に圧縮された映像のノイズや階調の破たん、色の損失などを復元する機能だ。

HDリアリティーエンハンサー設定

HDリアリティーエンハンサーは、映像選択、または再生中に「オプション」ボタンを押すことで選択できる。エンハンスやスムージングの強度を選べる

 こちらも見比べてみると、全体的にぼやけた映像がよりシャープな感じになった。ただし、スムージングを最大までかけると下の写真のように逆に荒く見えてしまうので、「中」ぐらいで使用するのがベストだろう。

HDリアリティーエンハンサー適用前(左)と適用後(右)。違いを見せるためにあえてエンハンスとスムージングを最大までかけているが、スムージングの強度を調整すれば最適な画質にできる(クリックで拡大)

 なお、CREASは27日発売のすべての新機種(BDZ-X/L/Tシリーズ)に搭載される。

テレビ雑誌の目次のような「x-みどころマガジン」

「x-みどころマガジン」の画面

「x-みどころマガジン」の画面

 筆者は電子番組表(EPG)が大好きだ。テレビを見ている最中でも1時間に1回はチェックしている。しかし、視聴者のテレビ離れが増えている現在においては「番組表はややこしくて嫌い」という人も多いのだろう。

 そんな人たちに向けて搭載されたのが「x-みどころマガジン」だ。これは「特集テーマ」に沿った番組を番組表から自動で抽出し、雑誌の目次風GUIで表示する機能だ。

 特集テーマとして用意しているのは「季節イベント」「旅行&レジャー」「スポーツイベント」「音楽ライブ・コンサート」など。これらの項目に該当し、かつ時期的に旬な話題であったり、頻出するキーワードであった場合に「秋のバラエティー特番」や「ドラマ最終回」といった形で特集が構成される。

特集テーマの設定

特集テーマの設定

 あくまで目次なので、EPGで取得した番組情報以上の説明を見られるわけではないが、気になる番組があればそのまま録画予約ができる。

 1画面に表示される情報は少ないとはいえ、雑誌を見る感覚で近々放送される話題の番組をチェックできるので番組表を睨むよりは気が楽かもしれない。

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