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インテル「D945GCLF2」

デュアルコア版「Atom」搭載のインテルマザーが本日デビュー!!

2008年09月21日 11時00分更新

文● 増田

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 「Atom」を搭載したインテル純正のMini-ITXマザーボード「D945GCLF」の発売から、約4カ月、本日よりデュアルコア版「Atom」を搭載した「D945GCLF2」が一斉に販売された。

デュアルコア版「Atom」を搭載した「D945GCLF2」。従来モデルのD945GCLF」が巻き起こしたMini-ITXマザーのブームは記憶に新しいところだが、今回の製品もそれに続くことができるのか。今後の売れ行きに注目

 「D945GCLF2」は、オンボードのCPUがFSB533MHzのデュアルコアAtom 330(1.6GHz)となった新モデル。以前インテルが行なったイベント「Intel in Akiba 2008 Summer」でも「CPU 未発表プロセッサー」として展示されたマザーボードだ。
 主な仕様だが、チップセットは従来モデルと同じ「i945GC」+「ICH7」。スペック的に大きな変更点はないものの、イーサネットは100Base-TXからギガビットイーサネット(Realtek)へ、I/O部にはS-VIDEO出力が追加されている。その他、VGA(GMA950)や6chサウンド、Serial ATA×2、IDE×1などをオンボード。拡張スロットはPCI×1、メモリスロットがDDR2 DIMM×1(DDR2-667/533、2GBまで)。

オンボードのCPUがFSB533MHzのデュアルコアAtom 330(1.6GHz)へ。ヒートシンクを外すと、デュアルコアとなっているのがハッキリと分かる

ポップ

デュアルコア版とはいえ、約1万1000円で購入可能で今回も安価な印象。入荷数も比較的潤沢なようだ

 また、チップセットとCPUに取り付けられたヒートシンクの高さが、従来モデルの約46mm→約30mmへと低くなったのもポイント。各社「Atom」マザーのデビュー以降、かなりの種類のMini-ITX対応ケースが発売となったが、意外にネックとなっていたヒートシンクの高さ抑えられたというのは嬉しいところだろう。
 価格および販売ショップは以下の通り。デュアルコア版とはいえ、約1万1000円で購入可能で今回も安価な印象だ。「D945GCLF」が巻き起こしたMini-ITXマザーのブームは記憶に新しいところだが、今回の製品もそれに続くことができるのか。今後の売れ行きに注目だ。

高さ

チップセットとCPUに取り付けられたヒートシンクの高さが、従来モデルの約46mm→約30mmへと低くなった。対応のケースが増えることとなりそうだ

I/O部

新たにイーサネットは100Base-TXからギガビットイーサネット(Realtek)へ、I/O部にはS-VIDEO出力が追加されている

価格ショップ
「D945GCLF2」
¥10,500パソコンハウス東映
¥10,800T-ZONE.PC DIY SHOP
BLESS秋葉原本店
¥10,980アーク
ツクモパソコン本店II
TSUKUMO eX.
ツクモケース王国
ソフマップリユース総合館
¥11,470フェイスパーツ館
¥11,523クレバリー1号店
クレバリーインターネット館
入荷予定スリートップ2号店

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