ThinkPadとの関係は? 混乱を招くネーミング
店に行ったついでに、店員からIdeaPadについての説明を聞いてみると、「レノボは以前IBMを買収した(IBMのパソコン部門とは言っていない)。そのIBMの技術も含まれている最新機種なのです!」ということを強調する。
まあ、もともと中国の電脳街の店員はパソコンの知識や業界の知識に詳しい人が少ないので、これをもって「なんてこった」と悲観することはない。しかし、我々日本人が、IdeaPadと聞いて「おっThinkPadの兄弟分の登場か!?」と思うように、本国中国でも、なんとかPadというシリーズ名称と、店員経由の説明で、同じように認識するのではないか?
同様の意見は中国のIdeaPadに関する掲示板でも見られるし、またIT系メディアの「中関村在線」は“IdeaPadの秘密”という記事の中で、「ThinkPadと同じ研究団体によるもの」と解説している。
この連載の記事
-
最終回
トピックス
中国ITの“特殊性”を100回の記事から振り返る -
第99回
トピックス
受注が急増する中国スパコン事情 -
第98回
トピックス
Twitterもどきの「微博」対応に奔走する中国政府 -
第97回
トピックス
検閲厳しく品質がイマイチな中国地図サイト事情 -
第96回
トピックス
iPhoneが大好きな中国人、その実態とは -
第95回
トピックス
中国から学ぶネットリテラシーの上げ方 -
第94回
トピックス
香港電脳街へのいざない -
第93回
トピックス
中国とVPNの切るに切れない関係 -
第92回
トピックス
中国でデスクトップPCを修理する(後編) -
第91回
トピックス
中国でデスクトップPCを修理する(前編) -
第90回
トピックス
中国ネットユーザーが創り出す新しい日本旅行のスタイル - この連載の一覧へ