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USBメモリーで巨大ファイルを扱う「exFAT」

2008年06月03日 10時00分更新

文● 柳谷智宣/アバンギャルド

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XPでUSBメモリーをフォーマットするダイアログ Vista SP1でUSBメモリーをフォーマットするダイアログ
Windows XPの初期設定では、USBメモリーをフォーマットする際はFATかFAT32しか選べないWindows Vista SP1では、「exFAT」が選べるようになった

この機能はWindows Vista Service Pack 1の全エディション(Home Basic、Home Premium、Business、Enterprise、Ultimate)でお使いいただけます。

 Windows XPでは外部記憶装置のファイルシステムとして、FAT、FAT32、NTFSの3フォーマットをサポートしていたが、Windows Vista Service Pack 1(以下Vista SP1)では新たに、リムーバブルメディア用として「exFAT」というファイルシステムが追加された。

 USBメモリーなどのリムーバブルディスクでは、互換性を重視してFAT/FAT32形式が使用されることが多いが、古くからある規格のために制限も多い。例えばFAT32でさえ、1ファイルの最大サイズは4GBまで。Windows上からは32GBまでの領域しかフォーマットできない。4GB以上の映像ファイルはざらにあるし、64GBの容量を持つUSBメモリーが発売されている現状では、性能不足といえる。

 そこで登場したのがexFATだ。ドライブとファイルの最大容量制限を撤廃したのが特徴で、動画などの大きなファイルも余裕で扱えるようになる。

exFATは外付けのストレージ専用 基本的に内蔵HDDは「exFAT」でフォーマットできないが、外付けUSBケース等で一旦USBで接続すれば、exFATでフォーマットできる

 ただし、今のところVista SP1でしか読み書きできないため、SP1未適用のVistaやXP以前のWindowsでは認識しない。またexFATのUSBメモリーは、ReadyBoostのキャッシュ用としては使えなくなるので注意しよう。

exFATファイルシステムでフォーマットしたUSBメモリーのプロパティー ReadyBoostタブを見ると、exFATではReadyBoostが使えない
exFATファイルシステムでフォーマットしたUSBメモリーのプロパティー同じプロパティー画面の「ReadyBoost」タブを見ると、exFATではReadyBoostが使えないことが分かる

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