EPGでらくらく録画予約
ここではEPG機能について確認していこう。テレビを点けた時にまずEPGを起動させて番組を確認して予約録画をするのが大変便利で一般的だ。EPGからの予約では、番組情報や予約の確認画面が表示され、そこで一定の手続きをとることになる。店頭ではスクリーンに表示できる情報量や表示モード、希望する日の番組表に移動するための方法といった部分に注目してみよう。
19チャンネルの同時表示が可能な大型テレビ向きのDMR-BW900
BDZ-A70ではジャンルやキーワードに沿った番組をまとめて予約録画可能
H.264なら高圧縮でも高品質!
一般的なレコーダーの録画モードはMPEG-2のストリームをそのまま記録するモードに加え、トランスコーダの利用による長時間録画モードも搭載する。特に今回取り上げたBDレコーダーは映像品質と圧縮率のバランスに優れるH.264/MPEG-4 AVC(H.264)をサポート。地デジのHV番組のビットレートは17Mbpsなので1時間の番組を録画した場合のデータサイズは7.2GB前後となる。しかし、H.264で記録するDMR-BW900のHXモードやBDZ-A70のSRモードを用いれば、解像度をそのままにデータサイズを1/2程度の4GB前後にまで圧縮可能だ。
気になる映像品質は、先に挙げたHX・SRモードだとビットレートが8Mbps前後となるために動きのあるシーンを中心に映像はやや粗くなりがち。とはいえ動きの少ないシーンではさほど気にならず、情報番組の録画などであればまったく問題ない。録画モードにはよりビットレートの高い高画質モードもあるので、画質を重視したい場合にはそうしたモードを用いる手もある。
それぞれのモデルの主な録画モードと対応するビットレートについては以下の表をご覧いただきたい。
録画モード | ビットレート | HDDの録画時間 | |
---|---|---|---|
BDZ-A70 | XR | 15Mbps | 約41時間 |
SR(H.264) | 8Mbps | 約78時間 | |
LSR | 6Mbps | 約105時間 | |
DMR-BW900 | HG | 12.9Mbps | 約160時間 |
HX(H.264) | 8.6Mbps | 約254時間 | |
HE | 5.7Mbps | 約381時間 |
(次ページへ続く)
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