2種類のオートオーサリング機能の違いを知る
比較的簡単にDVDメニューをオーサリングできるiDVD '08だが、それでも敷居が高いと感じるユーザーのために、おまかせモードとも言うべき「Magic iDVD」という機能がある。すべての操作をマウスで行うシンプルさで、ユーザーはテーマを選んでDVDに収録するムービーと写真、音楽をドラッグ&ドロップするだけでOK。あとはiDVD '08側で自動的にオーサリングしてくれるのだ。
また、そのままDVDを焼くだけでなく、通常のiDVDプロジェクトに変換して再編集することも可能だ。Magic iDVDではメニューのムービー名がファイル名になってしまうので、タイトルだけを修正したり、部分的にデザインを変更するのも有効だろう。
より簡単にDVDを作る「OneStep DVD」という機能もあるが、これはminiDVテープのビデオカメラをFireWireで接続して、テープの内容を丸ごとDVDにコピーする機能だ。ただし、HDVカメラは利用できない。
最新バージョンでは「ファイル」メニューから選択することで、既存のムービーファイルから作ることも可能になった。ムービーは1本しか選べないので応用がきかないが、現在主流になりつつあるAVCHDも利用できるので、メニューも不要でとりあえずDVD化したい、といったニーズには便利だ。
(MacPeople 2008年4月号より転載)
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