このページの本文へ

iMovie '08【読み込み編】フォーマットの秘密

2007年12月21日 12時30分更新

文● 斎賀和彦

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

AVCHDカメラはハードディスクの空き容量に注意


 iMovie '08は、AVCHDフォーマットのカメラに対応した(Apple Storeで見る)。AVCHDやHDVなどのHDビデオは、フレーム間圧縮のビデオフォーマットのため、編集時のCPUの負荷が大きい。そこでiMovieでは「Apple Intermediate Codec」(AIC)というフレーム内圧縮の独自フォーマットに変換して読み込んで、CPU負荷を軽減することで、ロースペックなマシンでもHDビデオの編集を可能にしている。

 ただし、AICの巨大なファイル容量が難点。60分のAVCHDを読み込むと、40GBを軽く超えてしまう。AVCHDのネイティブファイルはわずか4GB(HDC-SD5、HNモードの場合)と、約10倍にもなり、iMovie '08に読み込んで管理するのは現実的ではなさそうだ。

フォーマットごとの容量
ファイル形式 元の容量 iMovieでの容量
DV(720×480ドット) 12GB 12GB
HDV(960×540ドット) 12GB 約12GB~17GB
HDV(1920×1080ドット) 12GB 約40GB~50GB
AVCHV(960×540ドット) 4GB 約12GB~15GB
AVCHV(1920×1080ドット) 4GB 約40GB~45GB
60分のムービーをiMovie '08に読み込むと、HDVの場合は基のデータの5倍、AVCHDでは10倍にもなる。そのためiPhotoのように、iMovieに「イベント」として読み込んで閲覧/管理するのは容量的に厳しい

 DVやHDVは一般的にminiDVテープをマスターとして保存するが、AVCHDのメディアはハードディスクかメモリーカードのため、Macにコピーしてメディアは再利用するのが普通だ。ところが単純にMacにコピーしても、iMovie '08では基本的にカメラ以外のメディアや映像ファイル本体からは映像を読み込めない。

iMovie_AVCHDカメラの構造
AVCHDの撮影データのファイル構造はメーカーによって異なる。ムービー本体は「.MTS」というファイルだ。iMovie '08はファイルから読み込むことはできないが、フォルダーごと保存すれば読み込む手段もある

 しかし実は、階層を保ったまま丸ごと保存しておき、取り込みたいときに外付けハードディスクやメモリーカードの第1階層に配置し直すことで、iMovieがカメラとして認識してくれる。

iMovie_AVCHDバックアップ方法
カメラ内の構造を保ったまま、メモリーカードなどの第1階層に配置してMacにマウントすると、iMovie '08がカメラとして認識。元データのバックアップに使おう

(MacPeople 2007年12月号より転載)


カテゴリートップへ

この連載の記事

ASCII.jp RSS2.0 配信中

女子モテ☆ハロウィンPC自作に挑戦in大阪