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iLifeの秘密 第18回

iLifeの秘密

iMovie '08【共有編】ウェブギャラリーの秘密

2008年03月21日 08時00分更新

文● 斎賀和彦

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ウェブギャラリーのムービーもパスワードを設定可能に


 .Macアカウントを持っていれば、「.Macウェブギャラリー」を選ぶだけで、簡単にウェブに公開できる。書き出したプロジェクトをiMovie上で削除/修正したときにもアラートが表示され、更新も簡単だ。

ウェブギャラリーメニュー

.Macウェブギャラリーでは写真もムービーも同じように扱われる。マイナーアップデートで、写真と同様にムービーもパスワードをかけられるようになった

 しかし、これらの履歴はプロジェクトファイルに格納されており、プロジェクト自体を削除してもアップロードしたウェブギャラリーのムービーは削除されないのだ。そんなときは、手作業でウェブギャラリーのファイルを削除しよう。

.Macから削除

プロジェクトの右側には、各ムービーの書き出し状況がアイコン表示される。削除も「共有」メニューから簡単に行えるのが秀逸だが、プロジェクト自体を削除してしまうとアップ済みのムービーは削除されずに残ってしまう

 .Macウェブギャラリーのムービーファイルは、iDiskに格納されている。フォルダー名はランダムだが、フォルダー内のムービーファイル名はプロジェクト名と同じだ。サイズの異なるムービーも同じフォルダー内に格納されるため、フォルダーごと削除すればいい。

.Macボリューム

「.Macウェブギャラリー」に公開されたムービーは、「iDisk」の「Web」→「Sites」→「_gallery」にある。サイズ別のムービーも個別に削除可能だが、フォルダー単位で削除したほうが安心だ

 なお、iMovieのマイナーアップデートに伴い、ウェブギャラリー上でもムービーのスクラブ再生(マウスでなぞるとムービーが前後に動く)が可能になった。この機能の表示用に、専用のフィルム状の静止画が用意されている。

ウェブギャラリーにアップロードする際に、スクラブ再生用の縦長のJPEGが作られる。フィルムのようなコマ割り写真なので、そのままローカルディスクにコピーして見たり、プリントして楽しんだりできそうだ


(MacPeople 2008年3月号より転載)


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