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Mac/Winの連携がよりスムーズに

【レビュー】 Parallels Desktop 3.0 for Mac (その2)

2007年06月13日 09時00分更新

文● 田中俊光

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米パラレルズ(Parallels)社は7日、インテルMac用の仮想マシンソフト『Parallels Desktop』(以下、Parallels)の最新版となるバージョン3.0(ビルド4124)をリリースした。前回の3Dグラフィックに関するレビューに続き、今回はMac/Windows間の連携機能について見ていこう。

ちなみにビルド4124は、公式フォーラムで『Boot Camp 1.3β』との非互換性が報告されており、既に問題を解決したビルド4128がリリースされている。12日の時点でダウンロードページの表記は“ビルド4124”のままだが、リンク先が変更されておりビルド4128がダウンロードされる。



OS間の垣根を取り除く“Parallels SmartSelect”


前バージョンのParallels 2.5では、Mac側に保存したファイルをWindowsアプリケーションのウィンドウに直接ドラッグ&ドロップして開けるようにする“ローカル共有”、および“グローバル共有”という機能が利用できた。Parallels 3.0では共有機能が“Parallels SmartSelect”として強化され、よりシームレスにOS間の連携が可能となっている。

環境設定 コンテクストメニューから開く
SmartSelect機能は、環境設定画面の“共有フォルダー”(Shared Folder)で“グローバル共有”(Global sharing)が有効になっている場合に利用できるWindows側のファイルをMac側のアプリケーションで開ける
Mac側でWindowsで開く Parallels Shared Applications
同様に、Mac側のファイルをWindows側のアプリケーションで開いたり、標準で開くアプリケーションに設定することが可能Windowsのスタートメニューに“Parallels Shared Applications”という項目が追加され、Mac側のアプリケーションを起動できる

拡張子ごとの設定を変更したい場合は、Dockに表示されたWindowsアプリケーションのアイコンを“control”キー+クリック(または右クリック)し、“SmartSelect”を選択。表示されたウィンドウでアプリケーションを指定すればいい。

DockからSmartSelect 起動アプリを設定
例えばSmartSelectウィンドウで“.bmp”の拡張子を『Panit』に割り当てると、Mac側でビットマップファイルをダブルクリックしたときにWindows側の『ペイント』で開かれるようになる

また、環境設定画面の“Shared Folder”で“Shared Windows drives”および“Mount shares on Mac desktop”を有効にすると、Windows側のドライブがMacのデスクトップにマウントされ、ファイルの読み書きが可能になる。ちなみにドライブマウントの機能は、ユーザー空間で動作するファイルシステム“FUSE”(Filesystem in USErspace)の機能を利用している。

ドライブをデスクトップにマウント FUSE
左図のように、Windows側のドライブがネットワークドライブとしてMacのデスクトップ上にマウントされる。右図を見ると、ファイルシステムが“MacFUSE”であることがわかる

(次ページに続く)

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