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過去の状態に一発復帰できるスナップショット

【レビュー】 Parallels Desktop 3.0 for Mac (その3)

2007年06月15日 07時00分更新

文● 田中俊光

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米パラレルズ(Parallels)社は7日、インテルMac用の仮想マシンソフト『Parallels Desktop』(以下、Parallels)の最新版となるバージョン3.0(ビルド4124/4128)をリリースした。3DグラフィックMac/Windows間の連携に続き、今回はスナップショットやParallels Explorerといった機能を見ていこう。



一発でインストール直後の状態に戻せる


スナップショット”機能は、ある時点における仮想マシンの状態を保存しておき、いつでもその状態に戻せるという機能だ。例えば、OSをインストールした直後のクリーンな状態のスナップショットを作成し、トラブルがあったときに初期状態に戻すといった使い方が考えられる。

現在のスナップショットを作成するには、“Actions”メニューの“Create Shapshot”を実行するか、ツールバーの赤い“●”アイコンをクリックすればいい。スナップショットは、複数作っておくことが可能だ。

スナップショットを作成 スナップショットの作成。必要に応じて名前を変更して、説明文をつけておける

現在の状態を破棄して、直前に作成したスナップショットの状態に戻すには“Actions”メニューの“Revert to Shapshot”を実行するか、ツールバーの緑の“≪”アイコンをクリックし、表示されるダイアログで“Yes”を押す。

それ以前に作ったスナップショットの状態に戻すときは、“スナップショット マネージャ”を利用する。“Actions”メニューの“Run Snapshot Manager”を実行するか、ツールバーの歯車アイコンをクリック。スナップショットマネージャの画面で任意のスナップショットを選択し、“Go To”ボタンを押せばいい。

スナップショットに戻す 各スナップショットの状態に戻すときには、警告ダイアログが表示される
スナップショットマネージャ
スナップショット マネージャの画面。仮想マシン画面のサムネイルは、マウスポインタを近づけると拡大表示される


仮想マシンをクリーンな状態に保てる“Undo Disks”


さらにParallels 3.0は、スナップショット機能とは別に“取り消し可能ディスク”(Undo Disks)という機能もサポートした。取り消し可能ディスクをオンにすれば、仮想マシンの終了時に、ディスクへの変更を“取り消す”(Discard Changes)、“適用する”(Apply Changes)、“ユーザーに尋ねる”(Ask me what to do)の3種類から選択できる。

取り消し可能ディスク
取り消し可能ディスクの機能を使用するには、環境設定画面の“Options”項目にある、“Advanced”タブで“Undo Disks”を有効にし、動作を選択すればいい
ユーザーに尋ねる
“ユーザーに尋ねる”を選択した場合、仮想マシン終了時に図のダイアログが表示される。“Yes”をクリックすると変更が仮想ディスクに適用され、“No”をクリックすると変更は破棄されて仮想マシン起動前の状態が維持される

なお、スナップショットと取り消し可能ディスクは併用できない。また、Boot Campパーティションを基に起動している仮想マシンでは、スナップショットおよび取り消し可能ディスクの機能は使用できないので注意してほしい。

スナップショットと取り消し可能ディスクは併用できない
スナップショットを作成している仮想マシンで取り消し可能ディスクを有効にしようとすると、有効化できないことを示すダイアログが表示される

(次ページに続く)

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