MacとWindowsのシームレスな連携を実現する高い使用感
【SPEC】 開発元●米パラレルズ社 販売元●(株)プロトン 価格●1万5540円(パッケージ版)、1万2390円(ダウンロード版)、7800円(アップグレード版) http://www.proton.co.jp/ 対応システム●OS X 10.4.6以上 対応機種●インテルCPUを搭載したMac |
【COMMENT】
OSの違いを忘れるくらい使いやすい「スマートセレクト」機能は秀逸。標準価格が前バージョンより3000円値下げされた点も見逃せない。
「Parallels Desktop for Mac 3.0」はインテルMac上に仮想PC環境を構築して、各種Windowsはもちろん、UNIXやLinuxなどのゲストOSを動作させる仮想化ソフトだ。
やはり注目すべき新機能は、3Dグラフィックのアクセラレーションのサポート。これにより、DirectX 8.1やOpenGLを利用したゲームが動作するようになった。
ある時点で仮想マシンの状態を保存して、あとからいつでもその状態に復元できる「スナップショット」機能も魅力。
Parallelsでは複数の状態をハードディスクの容量が許す限り保存できる。システムのクリーンアップやソフトの試用など、さまざまな用途で活躍しそうだ。ただし、Boot Campボリュームには使えない。
後述するWindowsとの連携に加えて、複数のスナップショットを保存できる点が、大きなアドバンテージといえる。
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