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意外にアリかも? マザーを裏面から冷却する水冷パーツが発売開始!

2007年05月26日 22時56分更新

文● 増田

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 冷却液が入った“袋”で冷やすというユニークな冷却方法で知られるKoolance製水冷パーツに、今度はマザーボード用という「MB-49-L06」が登場した。いわゆる“板”全体を冷却するための水冷パーツだ。

なんとマザーボード冷却用の水冷パーツ「MB-49-L06」がKoolanceから登場。発売されたATX用のほか、E-ATX対応モデルと思われる「MB-52-L06」という型番も確認できる

 同社が“Hydra-Pak soft cooler technology”と呼ぶこの冷却方法は水冷ヘッドの軽量化のほか、弾力性があるために熱源にフィットしやすいという利点があるという。今までにもHDD用水冷ヘッド「HD-50-L06」やビデオカード用水冷ヘッド「VID-AT1-V06 X800/850」、メモリ用水冷ヘッド「RAM-30-V06」などがこの冷却方法を採用していたが、ついにマザーボード専用モデルが登場となったわけである。
 全体のサイズは260(W)×14(D)×170(H)mm。マザーボード裏面全体を覆うほどのサイズではないが、突起部分や、CPUクーラーのバックプレート部などを避けつつケースとマザー裏面の間に設置して使用する仕組み。水冷初心者にとってはやや敷居が高い点や、実際の効果のほどは不明だが「“板”全体を、裏面から水冷によって冷却してしまおう」というアイデア自体は大変ユニーク。興味のあるユーザーには是非、挑戦してもらいたい。販売しているのはUSER’S SIDE秋葉原本店で、価格は6804円。ちなみにE-ATX対応モデルと思われる「MB-52-L06」という型番も確認できるが、こちらの入荷は現在のところ未定だ。

チューブは6mm径に対応。突起部分や、CPUクーラーのバックプレート部などを避けつつケースとマザー裏面の間に設置して使用する仕組みで、両面テープも付属している

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