昨年4月に発売されたZaward製のオールインワン水冷キット「仙泉(Xian Quan)」の後継モデルとなる「仙泉(Xian QuanII)」の販売が明日13日から秋葉原の複数ショップで始まる予定だ。
PCケース背面の排気口に装着するというスタイルは従来通り。この手の水冷キットでは珍しいといえる全銅製ラジエータや、サイズ41.5×40.5×47.6mmと小型ながら最大揚水量3.2L/minというスペックのポンプを搭載する点なども前モデル「仙泉(Xian Quan)」と同じだ。
最大の変更点といえそうなのは、容量100ccのウォータータンクを搭載したところ。同社によると100ccと少量とはいえ水量が多くなった分、冷却効果は上がっているという。また試験管のようなデザインもなかなかマッチしており、グリーンの冷却液も綺麗に見える。その他、搭載する120mm角ファンは回転数1500rpm、ノイズレベル29.5dBというスペック。銅製のCPUブロックはLGA 775/Socket 478/AM2/939/940/754に対応している。今回の製品も組み立て作業がいらないオールインワンタイプなので、水冷初心者にもオススメといえそうだ。明日から販売を予定しているアークと高速電脳とTSUKUMO eX.とT-ZONE.PC DIY SHOPとCUSTOMではいずれも予価が1万2800円となっている。