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アスキー腕時計人気ブランド図鑑 ― 第2回

絶対に後悔しない腕時計選びのために──名門時計ブランド・その魅力と定番モデル

世界の時計愛好家が絶賛するグランドセイコー・メカニカルモデル

2018年10月04日 17時00分更新

文● 渋谷ヤスヒト

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 第1回では日本が世界に誇れる時計ブランド「グランドセイコー」の歴史と魅力をご紹介しました。今回はグランドセイコーの原点であり、世界の時計愛好家が絶賛するグランドセイコーのメカニカル(機械式)モデルの歴史と魅力、そして定番モデルを時計ジャーナリストの渋谷ヤスヒトがご紹介します。

1968年に発売されたグランドセイコー初の10振動 自動巻きモデル「61GS」

ヒストリー:世界最高水準だった1960年代後半の機械式モデル

 グランドセイコーの中でも、時計愛好家から絶賛されているのが、「メカニカル」つまり機械式モデルです。グランドセイコー機械式モデルの魅力を語る上で、ぜひ知ってほしい歴史、エピソードがあるのでまずご紹介しましょう。

 腕時計の主流が機械式から、格段に精度の高いクォーツ式に交代した「クォーツ革命」。セイコーは1969年12月に世界で初めてクォーツ腕時計を製品化し発売したばかりでなく、このクォーツ式の基本技術を世界に広めました。その結果「セイコー=クォーツ」というイメージが、日本でも世界でも確立されています。

 しかし、実はクォーツ腕時計で世界を席巻する1970年代より前の1960年代後半から、機械式のグランドセイコーの精度や品質は世界最高水準に達していたのです。

 改めて1960年の初代モデルから1960年代終わりまで、その歴史を振り返ってみると、技術的な進化の速さはすさまじいものです。1964年にはカレンダー付きの「GSセルフデーター」、1967年には自動巻きの「62GS」、さらに1968年にはハイビート10振動の自動巻きムーブメントを搭載した「61GS」が登場します。これは今回ご紹介する定番モデルの先代、とも言えるものです。

世界の時計愛好家が高く評価するグランドセイコーの機械式ムーブメント。写真は現在のムーブメントで「キャリバー9S85」

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