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「ライブ配信メディア完全解剖 〜過去と今、そして未来へ〜」第68回

個人が生放送/ライブ配信をする心理 「目立ちたい」から変わりつつある

2017年11月25日 12時00分更新

文● ノダタケオ(Twitter:@noda

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 FacebookやYouTubeを中心に見かける「商品やサービスのプロモーション」を目的とした企業のライブ配信や、SHOWROOMやLINE LIVE、Instagramでのアイドルやタレント、アーティストといった「人のブランディング」のためのライブ配信。

 これまでのライブ配信は、テレビやラジオ、雑誌といったマスメディアから離れていってしまった人々に情報をリーチするために「プロモーション」や「ブランディング」のために多くのシーンで活用されてきました。

 ネットインフラの高速化と、テレビやラジオで使われているような専門的な映像や音声の機器が手が届きやすい価格へ下がっていったことによって、テレビやラジオと同じような「プロモーション」や「ブランディング」をライブ配信で可能です。

 その一方で、こうした企業のプロモーションや芸能人や著名人のブランディングをきっかけにライブ配信という仕組みの存在を知った、若い世代を中心とするごく普通の人々がプロモーションやブランディングとは関係のなく「コミュニケーション」を目的にライブ配信をする時代になってきています。こちらは、スマホ一台で手軽にライブ配信ができるようになったことが要因のひとつでもあるでしょう。

 私自身、7年半ほどの間「プロモーション」や「ブランディング」のためのライブ配信にシゴトとして関わる一方で、「コミュニケーション」のためにライブ配信をすることもあるのですが、そんななか「なぜ私たち(個人の配信者)はライブ配信をするのだろう?」と、原点を改めて振り返ることがあります。自分の中では既にライブ配信は生活の一部となり、ごく当たり前のことです。

 しかし、ライブ配信が一般の人に認知され、コマースとライブ配信をかけ合わせた「ライブコマース」などの新しい形も生まれ、いまやライブ配信は「これから来るであろう流行」のひとつとなっているのかもしれません。

 何故、個人がライブ配信をするのでしょう。その大前提として「つながりたい」が魅力(根幹)にあるのではないでしょうか。改めて「そもそも個人がライブ配信をする理由」と「これからも個人のライブ配信におけて必要不可欠なモノ」を考えてみたいと思います。

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