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「ライブ配信メディア完全解剖 〜過去と今、そして未来へ〜」第63回

メルカリも参入したくらい「商品紹介」とライブ配信の相性はいい

2017年10月19日 19時00分更新

文● ノダタケオ(Twitter:@noda

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 「ライブコマース」というキーワードや、「ECサイトがライブ配信の機能を提供開始する」というトピックを最近頻繁に目にするようになりました。

 ネットを利用して商品の売買や決済できる「eコマース」と、パソコンやスマホから手軽に映像と音声をリアルタイムで伝送でき、画面の向こうにいる人(演者)と視聴者がチャット機能でメッセージを送ることで双方向性があるコミュニケーションが可能な「ライブ配信」。「ライブコマース」はこれらをかけ合わせた、新しいeコマースのカタチです。

 そもそも、eコマースとライブ配信をかけ合わせる試みは、2011年にUstreamが有料(広告非表示)オプション「アドフリー」サービスを展開した際、テレビ通販のように、ライブ配信で商品を販売するカタチを提案したことが始まりである、と記憶しています。

 それから5年以上の月日が過ぎ(その当時とはカタチが少し変わりつつも)、今年に入り、再び、eコマースとライブ配信をかけ合わせたサービスを始める企業が登場したことで「ライブコマース」という言葉が生まれ、一年も経たないうちに、ライブコマースへ参入することを表明する企業が(毎日のように次々と)出てきています。

 ただし、2011年当時はeコマースとライブ配信をかけ合わせる試みはビジネスモデルとして成立をしませんでした。その当時のライブ配信の歴史と成立しなかった理由を振り返りつつ、eコマースとライブ配信をかけ合わせる仕組みは「今度こそ広がっていくのか?」を考えていきます。

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