世界初は本質実現の要素に過ぎない
一方、BS/CS110度4Kチューナー搭載一体型のESPRIMO FH-X/C3も、同様にこだわりぬいた製品だ。
「現代社会では、デジタルデバイスの進化とともに、たえず情報が入ってくる情報過多の状況にあり、その結果、多くの人の間で自分だけの空間、自分だけの時間が重要であるという意識が高まっている。
ESPRIMO FH-X/C3は、感動の高画質を実現する4K液晶ディスプレーを搭載。4点狭額縁にして、映像に集中できる環境を実現した。さらに、新4K衛星放送にも対応し、ハイレゾ対応の音質によって、臨場感を高めることができる。感動の映像と音で、最高の時間にすることができる。スペースに限りがある部屋でも、自分だけの時間、空間を楽しめるのが特徴である。
国内一貫生産を可能とするFCCLだからこそできるトレンドやユーザビリティーを、いち早く拾い上げた製品である」と胸を張る。
今回の2つの世界初のPCでは、世界初という価値だけを訴求する考えはない。むしろ、それらの価値は、本質を実現するための要素のひとつに過ぎないと、齋藤社長は語る。
では、その本質とはなにか。
この連載の記事
-
第589回
ビジネス
三菱電機が標ぼうする「サステナビリティ経営」、トレードオフからトレードオンへ -
第588回
ビジネス
富士通の子会社でDX専門のコンサルティングをするRidgelinez -
第587回
ビジネス
メーカー自身が認定し、工場検査後に販売するパナソニックの中古家電 -
第586回
ビジネス
マイクロソフト、日本への4400億円のAI/データセンター投資の実際 -
第585回
ビジネス
日本市場の重要性を改めて認識する米国企業、変革期にある製造業がカギ -
第584回
ビジネス
NTT版の大規模言語モデル(LLM)、tsuzumiの商用化スタート、勝算は? -
第583回
ビジネス
エコ投資に取り組むエプソン、見方によっては10年で1兆円の投資も -
第582回
ビジネス
パナソニックコネクトの現在地点、柱に据えるBlue Yonder、ロボットとは? -
第581回
ビジネス
スタートして半年の日本NCRコマース、軸はAIとプラットフォームの2つ -
第580回
ビジネス
コンカーの第2章は始まるのか、SAPの生成AIを使って効率的な経費精算を -
第579回
ビジネス
AIの筋トレはいまから始めるべし、マイクロソフト津坂社長がCopilotの議論から得たもの - この連載の一覧へ