今回のひとこと
「2021年9月に買収したBlue Yonderを軸に、エンドトゥエンドサプライチェーンマネジメントを重点戦略事業として推進している。いまは投資の段階だが、クラウドビジネスはそのフェーズが大切。1~2年後にはグッと伸びる」
パナソニックコネクトは、レッツノートなどのPC事業や、入国審査などにも利用されている顔認証ソリューション、航空機の機内エンタテイメントシステムなどを開発するアビオニクス事業、スタジアム向けの音響機器事業などを行っているが、なかでも成長事業に位置づけているのが、2021年9月に買収したBlue Yonderを軸にしたサプライチェーンソリューション事業である。
パナソニック コネクトの樋口泰行プレジデント CEOは、「Blue Yonderは、世界76カ国に展開し、3000社以上のエンタープライズグレードの顧客基盤を持っている」としながら、「サプライチェーンの川上から川下まで対応できるエンドトゥエンドソリューションを提供できるのが強みである。幅広いケイパビリティを持ち、CO2削減、ロスの削減、労働者不足の解決にも貢献し、グローバルスケールで顧客にソリューションを提供できるのはBlue Yonderだけである。そして、複雑なサプライチェーンを、AIを活用したソフトウェアの力で可視化、最適化するのがBlue Yonderの特徴である」と語る。
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