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CP+ 2018直前、今年発売のデジカメをまとめてチェック

2018年02月28日 15時00分更新

文● ハシモト/ASCII編集部

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超高感度撮影ができるフルサイズ機を投入するリコー

「K-1 MarkII」

「K-1 MarkII」

 PENTAXブランドを持つリコーは、フルサイズ一眼レフ「K-1」の後継機となる「K-1 MarkII」(4月下旬発売。ボディーのみの予想実売価格は25万円前後)を投入。ベースはK-1と同じだが、アクセラレーターチップを搭載することでノイズを低減。感度がISO 819200まで設定できるようになっている。

ミラーレス一眼「PEN」シリーズ最新モデルを発表したオリンパス

「OLYMPUS PEN E-PL9」

「OLYMPUS PEN E-PL9」

 オリンパスはエントリー向けミラーレス一眼「OLYMPUS PEN E-PL9」(3月9日発売。ボディーのみの予想実売価格は7万3000円前後)を発表。オシャレな外観もさることながら、フラッシュの内蔵や高度な撮影を簡単に行なえる「アドバンストフォトモード」の搭載など、機能も強化されている。

ミラーレス一眼のフラッグシップを投入する富士フイルム

「FUJIFILM X-H1」

「FUJIFILM X-H1」

「FUJIFILM X-A5」

「FUJIFILM X-A5」

 パナソニックの次に新機種が多いのが富士フイルム。ミラーレス一眼の最上位モデル「FUJIFILM X-H1」(3月1日発売。ボディーのみの予想実売価格は26万円前後)を発売するほか、エントリーモデル「FUJIFILM X-A5」(発売中。ボディーのみの実売価格は6万5000円前後)を投入した。特にX-H1は同社Xシリーズで初となるボディー内手ブレ補正を搭載。最大5.5段分の補正効果を得られる。

「FinePix XP130」

「FinePix XP130」

 このほか、タフネスコンデジ「FinePix XP130」(発売中。実売価格は3万円前後)も登場。Bluetoothに対応したことで撮った画像をスマホを介してSNSなどに簡単にアップロードできる。

交換レンズの新製品も結構ありそう

パナソニックの「LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.」税抜希望小売価格は25万5000円

パナソニックの「LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.」税抜希望小売価格は25万5000円

 交換レンズについては、パナソニックが高性能望遠ズーム「LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.」を5月に発売するほか、オリンパスが大口径単焦点レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO」を1月に発売。ソニーもAPS-C用Eマウントレンズ「E 18-135mm F3.5-5.6 OSS」を2月に発売している。

 また、ニコンは「AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR」を3月9日に発売。富士フイルムもシネマ撮影向けレンズ「MKX18-55mm」「MKX50-135mm」を6月に発売するほか、電動ズーム内蔵標準ズーム「 XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」を3月15日発売する。

 シグマは「SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO | Art」「SIGMA 105mm F1.4 DG HSM | Art」の開発表明を行なっているほか、「SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM | Art」を3月9日に発売。

 タムロンはフルサイズミラーレス一眼用レンズ「28-75mm F/2.8 Di III RXD」の開発表明をしているほか、望遠ズームレンズ「70-210mm F/4 Di VC USD」を4月に発売。

 カールツァイスはEマウント用レンズ「Loxia 2.4/25 E-mount」を3月1日に発売予定で、ケンコー・トキナーはフルサイズ一眼レフ用の「opera 50mm F1.4 FF」を夏に、Eマウント用(フルサイズ対応)の大口径広角単焦点レンズ「FíRIN 20mm F2 FE AF」を4月下旬に発売するとのこと。

 このほかにもさまざまなメーカーがレンズを発表しているので、会場でチェックするといいだろう。

ニコンなど、そのほかのカメラメーカーは?

2017年のCP+では100周年記念グッズが目を引いたニコンだが……

2017年のCP+では100周年記念グッズが目を引いたニコンだが……

 全体を通してみると、パナソニック、ソニー、リコー、富士フイルムなどが20万円越えの高機能一眼を投入しており、体験ブースに行列ができるのが目に浮かぶ。

 また、キヤノンやパナソニック、オリンパス、富士フイルムなどはミラーレス一眼のエントリーモデルを投入しているが、そのすべてで4K動画撮影に対応。デジカメでも4K撮影が当たり前になりつつある。

 気になるのはニコンとカシオ。カシオはプレスリリースこそ出していないものの、製品ページに「EX-ZS260」という機種が追加されている。1610万画素のCCDセンサーを搭載するスタンダードモデルで 3月16日に発売予定だ。

 ニコンはデジカメ本体の新製品は今のところ(2月28日13:00現在)ない。ミラーレス一眼「Nikon 1」シリーズやコンパクトデジタルカメラの後継機が気になる。

 いずれにせよ、3月1日の開幕のタイミングで何かを発表するのか、注目だ。

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