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COMPUTEX TAIPEI 2017レポート 第36回

Shuttleブースで見つけた拡張性にこだわった3Lサイズの小型ベアボーン

2017年06月04日 01時37分更新

文● 山県 編集●北村/ASCII.jp

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 COMPUTEX TAIPEI 2017のShuttleブースでは、日本でもおなじみの3Lサイズ小型ベアボーンの新作が展示されていた。ビデオカードを搭載できる「XH110G」と、2.5インチHDDが4台搭載可能な「XH270」で、いずれも日本での発売が予定されている。

例年通りアイスクリームの無料サービスでにぎわうShuttleブース

 「XH110G」は、本体サイズ200(W)×238(D)×72(H)mmのLGA 1151対応ベアボーン。ライザーカードを使うことでビデオカードが増設できるのが特徴だ。電源は180WのACアダプターのため、75Wまでの1スロットビデオカードに限られるが、GeForce GT 1030クラスの製品なら搭載できるかもしれない。

いわゆる3LサイズのベアボーンとしておなじみのShuttle。75Wまでの1スロットビデオカードに限られるが自由に搭載できる

 なお、ストレージは2.5インチ×1(12.5mmまで)やM.2 2280 SSDスロットを装備。メモリーはDDR4 SO-DIMM×2で、いずれも本体裏面からアクセスできる。チップセットはH110。TDP 65WまでのKaby LakeやSky lakeに対応するほか、冷却システムにはI.C.E Heatpipeを採用していた。

サンプルにはVisionTek製が搭載されていたが、ローエンドクラスの製品なら搭載できそう

 もうひとつは、2.5インチHDDが4台搭載可能な「XH270」。本体サイズなどの基本スペックは「XH110G」と同じだが、チップセットはH270を採用。ポイントは120WのACアダプターを採用することで、SSDだけではなくHDDも4台同時搭載可能とした点。さらにRAID0/1/5/10を構築することも可能だ。

2.5インチHDDが4台搭載可能な「XH270」。あえて大容量モデルがまだまだ安いHDDを搭載できるようにした点がポイントだ

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