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インフォテリアとCerevo、「DIY型IoT」開発環境の提供開始

IoTプラットフォーム「Platio」とCerevoのBluetoothモジュール「BlueNinja」の組み合わせ

 インフォテリアは4月17日、IoTプラットフォーム「Platio」とCerevoのBluetoothモジュール「BlueNinja」を組み合わせたIoT開発環境を提供開始すると発表した。

 Platioは、IoT機器活用のアプリやサーバー側プログラムの開発、アプリの配布、システム全体の運用を、プログラミング知識がなくても簡単にできるプラットフォームだ。

 BlueNinjaは、試作から量産まで幅広くカバーしたIoT開発モジュール。Bluetooth Low EnergyとCortex-M4F内蔵のSoC「TZ1001」をメインに、9軸センサー(加速度、角速度、地磁気)や気圧センサーを搭載。加えてリチウムイオン電池の充電・放電回路も搭載し、アクティビティートラッカーなどのIoT機器を簡単に設計・製造可能だという。

 今回のIoT開発環境は、2016年10月27日に両社が発表した協業を受けて提供するもの。同開発環境を利用することで、既製品の組み合わせでは難しかった現場のニーズに適したIoT環境の構築を実現。それぞれの企業が現場のプロセスや自社のニーズに合わせてIoTを導入できる「DIY型IoT」を提供できるようになるとしている。

 開発環境提供に向けて、Platioの対応機器設定にBlueNinjaを追加。PlatioからBlueNinjaへの接続がワンクリックで可能になる。

利用イメージ。BlueNinjaからの多様な情報をスマホのアプリ上で手軽に取得できる

 すでにPlatioを利用している企業は、BlueNinjaを新たなIoT開発環境として簡単に取り入れられる。またBlueNinjaをすでに持っている場合は、Platio提供のファームウェアを適用することで利用が可能になるとしている。

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