こちらもちっちゃいプリアンプ「Ovaltone WHITE FACE」
日本のエフェクターメーカーOvaltone、通称オバトンはNutubeを使ったプリアンプを発表。クリーンサウンドを追求した製品ということで、パワーアンプにそのままつなぐか、ヘッドアンプのリターン端子への接続を前提にしているそうです。ソリッドステートのディスクリート部、オペアンプを組み合わせたハイブリッド設計で、そこに真空管らしい味付けを狙ったものでしょう。
これも画像ぱっと見でサイズ感がわかりにくいですが、4つ並んだフォーンジャックの大きさを見てもらえばわかるとおり、ストンプボックスサイズにまとまっています。ちっちゃい!
WHITE FACE
— Ovaltone (@ovaltone) 2017年1月14日
This is a full analog vacuum tube hybrid clean preamplifier equipped with a new vacuum tube "Nutube". #NAMM #nutube pic.twitter.com/zmNPOpcUSC
Nutube搭載オルガン「VOX Continental」
昨年展示されて話題になった「VOX Continental」ですが、今年は触れる状態で出品されていたようです。Nutubeを使ったオルガンです。時間をかけて開発を進めているようなので、一体どんな形でNutubeが使われるのかも興味深いですが、見た目カッコいいステージ映えする楽器なので早く製品になることを楽しみにしています。
ではまた次回!
Vox Continental! #korg #NAMM2017 pic.twitter.com/1C0r0q3W1O
— Adam whittle (@AdamKorgUK) 2017年1月19日
著者紹介――四本 淑三(よつもと としみ)
1963年生れ。フリーライター。武蔵野美術大学デザイン情報学科特別講師。新しい音楽は新しい技術が連れてくるという信条のもと、テクノロジーと音楽の関係をフォロー。趣味は自転車とウクレレとエスプレッソ