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カッコいい! 腕時計に「君の名は。」で話題の組み紐ベルト

2016年11月28日 07時00分更新

文● 編集部 写真● Knot

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 新海誠監督のアニメーション映画「君の名は。」。物語のテーマをあらわす重要なモチーフが、劇中で主人公・宮水三葉が編んでいた「組紐(くみひも)」だ。1本の正絹の糸が、職人によって染められ、13本の束になり、撚(よ)りをかけ、伝統技法によって複雑に組まれ、やがて607本の糸からなる「組紐」となる。日本製腕時計ブランドKnotは、京都「昇苑くみひも」のシルク組紐を使った腕時計ストラップを4320円で用意している。幅18mm、厚さ2mm、全5色のバリエーション。この国に連綿と続いてきた歴史を感じる組紐は、現世のきゅうくつな時間を忘れさせてくれる。

「組紐」とは文字通り、糸を複雑に“組む”ことで構成された紐のこと
その歴史は古く、仏教伝来とともに伝わってきたといわれ、仏具や茶道具、武具や刀剣の飾り、そして華やかな着物を締める帯締めとして重宝されてきた
1948年、京都の宇治で創業した「昇苑くみひも」は、シルクにこだわったものづくりを行い、組紐の持つ可能性を広げるべく、現代の役割を探し続けている
なかでも「高麗組」は、美しく細かな模様や文字をデザインすることができ、古来より高級品の装飾として使われてきた歴史を持つ
染められた糸は、枠に巻き取られ、 さらに「経尺(へいじゃく)」という工程を経て、束ねられていく。経尺は、組紐を作る上での肝ともいえる作業で、作る紐に応じて、束ねる糸の本数、長さ、色、巻き取る枠の数が調整される
職人は、指先で糸の些細なテンションの変化を感じながらスムースに経尺を行い、糸切れが起きた場合には、わずかな振動でもすぐに気付かなければならない
仕上がりの完成度は、この職人の技術力にかかっており、糸と機械、双方の特徴を把握した職人のみが、紐を組むことができるという
出来上がった組紐は、刺繍で仕上げられ、テキスタイルストラップへと生まれ変わる
現在は全5色のバリエーションをそろえている
カスタマイズ例 ケース「CC-39RGIV」2万1600円、ストラップ「藍鼠」(あいねず)4320円、合計2万5920円

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