個性豊かな各支部が活動内容を披露!
首都圏の16支部がそろい踏み!JAWS-UG東京、2年ぶり開催
2016年06月17日 07時00分更新
他支部への橋渡しもやる「JAWS-UG初心者支部」
2015年5月に立ち上げられた初心者支部は、AWS初心者のために作られた支部。だいたい2~3ヶ月に1回程度の活動で、これまでハンズオンも含めて、5回の勉強会を開催している。
登壇した吉田さんは、初心者支部に来て欲しい人として「これからAWSを活用したい人」「いっしょに勉強する仲間が欲しい人」「コミュニティの仲間が欲しい人」「JAWS-UGに初めてくる人」「今日初めてJAWSのイベントに来た人」などを挙げる。AWSを理解する手伝いをするとともに、他支部へ参加するための橋渡しもやっているという。
クラウド運用の悩みを解消する「OpsJAWS」
昨年のAWS Summitに立ち上げ宣言を行なったOpsJAWSは、運用にフォーカスした専門支部。OpsJAWSの宮腰弘樹さんは開発サイドでメリットのあるクラウドでも、運用サイドでは負担が増える可能性があると指摘。「基盤構成が柔軟になると、運用対象が増え続ける。開発スピードが上がると、帰れません。DevOpsだと仕事が増える」などの悩みを抱えている人はぜひOpsJAWSに来て欲しいとアピールする。とにかく“運用”というキーワードに反応した人が対象だという。
開催頻度は1ヶ月に1回で、講演形式でMeetupを実施。MSPでの運用現場紹介やツール、サービスの紹介、LT大会、運用サービスのハンズオンなどをやっているという。5月31日には第6回目を開催し、海外のCloudHealthというベンダーのメンバーが登壇したり、SumologicやDatadogがLTを行なったという。
海の家開催で盛り上げたい「JAWS-UG湘南」
某クラウドに浮気をした結果、サーバーを下げ忘れ、8万円近くの請求が来てしまったというイタイ話を披露したJAWS-UG湘南の鈴木富士雄さん。2012年7月に初回、2013年に2回目といった具合に、海の家で勉強会を開催してきたが、その後は活動が停滞気味。2016年2月に募集した新春勉強会は参加者が集まらず、クローズしたという。
鈴木さんは「観光地なので、なかなか勉強会をできる場所がない。鎌倉生涯学習センターも2ヶ月くらいとれない」と悩みを吐露。7月には海の家で勉強会を行なう予定なので、ぜひ来て欲しいと聴衆にアピールした。
海の家開催で盛り上げたい「JAWS-UG横浜」
大トリとなったJAWS-UG横浜は、2012年設立の老舗支部。キックオフ以降、もくもく勉強会や温泉ハッカソン、ワールドカフェなどさまざまな形式で、ディープな面白いお題を突っ込んできた。
しかし、2013年6月以降、勉強会は1度も開催されていない。これにはメンバーの仕事の負荷が上がったり、そもそも仕事が変わったり、社内でもディープな話ができるようになったり、仕事を通じて学んだ技術をアウトプットできるようになったりといった事情があるという。リブートを目指すJAWS-UG横浜の大栗さんはいっしょにやってくれるコアメンバーを募集し、「夏くらいに勉強会をやりたい」とアピールした。
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各支部の活動はJAWS-UGのサイトのほか、CompassやDoorkeeperなどイベントサイトでチェックできる。AWSに興味を持っているユーザーは、今回の記事を元にお気に入りのJAWS-UG支部を見つけて欲しい。
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