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週刊アスキー連動【超お役立ち】特集 第15回

PCもギリ起動できそうなペダル式発電機は一家に一台あるべき【超お役立ち】

2016年04月01日 11時00分更新

文● ジサトライッペイ

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週刊アスキー連動【超お役立ち】特集

3月18日発売の「週刊アスキー」特別編集ムックは2016春の超お役立ち特大号!! ASCII.jpでは誌面連動特集として、誌面に載せきれなかった大量のお役立ち知識を掲載します。編集部秘蔵のお役立ちフォルダーが火を吹きますぜ。

 どもどもジサトライッペイです。最近、YouTubeで自宅の動画を公開されたり、ニコ生で母親からの子供の頃の恥ずかしいエピソードを暴露されたりと踏んだり蹴ったりです。

 しかし、他人に自宅を公開して改めて気付いた点もあります。それは、家具の不便さです。

 というのも、1Kを有効活用するべくIKEAでロフトベッドを購入したのですが、僕の組み立て方が悪かったのかグラグラなんですね。ある日の夜中、地震が起きて揺れまくったのがトラウマになり、今では床に布団を敷いて寝ています。ばらしてもう一度組みなおそうと思うものの、めんどうくさくてなかなかその気になれません。そんな防災意識がゆるい僕ですが、最近超便利な防災アイテムを購入しました。

 それがこちら。

K-TORの発電機「パワーボックス」

 ペダル式発電機「パワーボックス」です。メーカー直販価格は4万9248円でしたが、はAmazonで3万4996円で購入しました。パワーボックスは最大出力DC120Vの20W(毎秒1.5回転)で、よくある手回し発電機よりもパワフルに発電できます。コンセントがあり、ここにACアダプターを挿せば、スマホやモバイルバッテリーなどの充電にも使えます。

 iPhone 6sも普通に充電できました。ちなみに、ACアダプターは入力AC100-240V、50/60Hzのものしか使えません。トランス式ACアダプターや入力AC100V限定のACアダプターは使えないので注意が必要です。

パワーボックスの箱

箱を開けるとこんな感じでコンパクトにまとまっているので、組み立てます。10分ぐらいでサクッと組み立てられます

 ちなみに、パワーボックスは充電だけではなくコンセントに挿してある製品を発電しながら運用できます。そこで、発売したばかりのCherry Trail世代のIntel Compute Stick(STK1AW32SC)で試してみることにしました。

STK1AW32SCのACアダプター

 STK1AW32SC付属のACアダプターの入力を調べるとAC100~240V、50/60Hzで条件はクリアー。出力は5V/3Aとあるので15Wと想定すると、十分パワーボックスの発電で足りそうです。

ACアダプターをパワーボックスにセット

 STK1AW32SCは電源ボタンを押さなくともACアダプターを挿せば電源が入るのがデフォルトなのですが、発電していないのでこの状態ではまだ起動できません。(なお、今回は写真撮影の都合上、足ではなく手で回しております。)

入ったー! 電源入ったよー!

うぉーーーー! 思ったより腕がきちぃーー!

はやくぅーーーー! はやく誰かログインしてーーーー!

 手で回すのは思ったよりも全然きつくて、結局ログインして1分ぐらいで落ちました。最初は起動したら左手で回しながら右手でマウス操作を、なんて都合のいいことを考えてましたが片手回しは無理めでした。

 でも、これで万が一停電になってもなんとかPCを起動できる環境を手に入れたと言えるでしょう。また、平常時は筋トレマシンとしても活躍できそうです。よろしければみなさまもお試しあれ。

週アスに載ってる製品も発電できますかね?

ジサトライッペイ

アスキーの自作PC大好き集団、自作虎の巻ことジサトラのメンバー。100万円以上かけた水冷PC「大紅蓮丸」や42個のファンを搭載する超空冷PC「大風連丸」など、エクストリームな自作が趣味です。最近、母親に少年野球の試合の前にうんこを漏らしたことをニコ生で暴露され、もう地元には帰らないことを固く誓いました。


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