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ファーウェイ通信 第15回

新生活での格安SIMデビューに最適なSIMフリースマホ!

洗練デザイン&指紋センサー搭載の高コスパ機「HUAWEI GR5」を詳細レビュー!

2016年02月10日 11時00分更新

文● 加藤肇、アスキー編集部 編集● ASCII.jp

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フラグシップ級にしかない指紋センサーを搭載
ロック解除だけでなく、端末の操作にも利用可能

 GR5の特徴のひとつは、高性能な指紋センサーを搭載することだ。指紋センサーは、最近のフラグシップ級端末では採用例が増えてきているが、このクラスで搭載しているのは大きなアドバンテージである。しかもファーウェイの上位機種と同様の「指紋センサー2.0」により、ロック解除以外の機能にも利用できるのだ。

デザインとともにGR5の魅力として、ぜひ紹介したいのが指紋センサー搭載という点だ

 とはいえ、指紋センサーの用途として最初に挙げられるのは、当然ながらセキュリティーだ。情報漏洩が問題になる昨今だけに、生体認証による手軽かつ確実なセキュリティーの確保は、ビジネスでもプライベートでも欠かせない。

 GR5ではスリープ状態からでも、センサーに指を置くと端末の起動とロック解除が一気に行なわれて、端末がすぐさま操作可能な状態になる。1度はボタンを押す必要がある一般的な指紋センサー搭載のスマホとは異なる点で、このスムーズな流れは便利だ。

押すのではなくタッチするだけですぐに端末を操作できる

 また、センサー上に360度どんな向きで指を置いても、指紋を認識してくれるのが心地よい。さらに認識スピードや精度は従来モデルの2倍という。実は時間にすると約0.5秒短縮されただけだったりするのだが、指を置いたらサッと確実に反応してくれる感覚がうれしい。

 ここからがファーウェイ端末ならではの機能。指紋センサーをタッチパッド感覚で端末の各種操作に利用可能なのだ。具体的には、指紋センサー上で指を上下にスライドさせると通知領域を開閉できたり、指紋センサーを長めにタッチすることでシャッターを切ったり、着信時に応答することが可能となっている。

認証機能以外にさまざまな操作が指紋センサーで可能

 実際に使ってみるとその便利さはすぐに理解できる。たとえば通知領域の開閉は、GR5のように比較的サイズの大きい端末では、両手操作(片手で端末を持ち、もう一方の手で画面操作)で行なうか、片手ではわずかに持つ位置を変える必要が生じる。これが、GR5ではセンサー上で指をスライドさせるだけでいい。なお、端末操作時は登録した指以外でも問題ない。

1300万画素センサーでカメラももちろん強力
料理がおいしく撮れるモードにも注目

 また、GR5のもうひとつの特徴は、多彩な撮影が楽しめるカメラ機能だ。GR5のリアカメラは1300万画素(F値2.0)、インカメラは500万画素(F値2.4)となっている。

リアのカメラは1300万画素でレンズのF値は2.0

 用意されている撮影モードで便利に感じたのが、食べ物の撮影に特化した「フードビューティー」モード。通常は料理をおいしそうに撮るにはそれなりのテクニックが必要だが、このモードを使えば色味などの設定を自動調整してくれる。以下は通常モードとフードビューティーモードの作例比較だが、その差は歴然としているのがおわかりだと思う。

上は通常モード、下はフードビューティーモードで撮影した写真。ビビッドな絵作りで確かにおいしそうに感じられる

 また、スローモーション撮影も面白い。これは、撮影メニューから「スロー」を選んで動画を撮影すると、撮影し終わったあとで任意の部分をスローモーションに変更できるというもの。使いようによっては、日常の何気ないシーンでも映画のワンシーンのように変えてくれるため、アーティスティックな映像に挑戦してみても楽しいだろう。

撮影メニューから「スロー」を選択して動画を撮影。撮影した動画の再生画面で、スローにする場面を自由に変更できる

 そのほか、GR5では被写体の70mmまで寄れるマクロ撮影が可能。料理を至近距離から撮ったり、小物などの撮影にも利用できる。さらにファーウェイ製スマホではおなじみの「パーフェクトセルフィー」モードも用意されており、セルフィーやグループ撮影において、あらかじめ登録しておいた補正具合で自分の顔を加工することが可能だ。

マクロ撮影で被写体に近づくことができる

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