マイナンバーの都市伝説をチェック!

2016年2月受けつけの確定申告、マイナンバーの記載は必要?

鈴木誠史/ASCII

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 マイナンバーが手元に届いたものの、この番号を利用したことはまだない。実際、いつどこで提出する書類にマイナンバーが必要となるのだろう?

 フリーランス・個人事業主のあいだでは、どうやら「確定申告でマイナンバーが必要になるらしい!」との都市伝説も……。年が明ければ確定申告の時期はすぐ。今のうちにしっかりと確認しておこう。

A.2016年に提出する平成27年分の確定申告に、マイナンバーの記載は不要!

 内閣官房の公式サイトによると、「2016年(平成28年)1月以降、社会保障、税、災害対策の分野で行政機関などに提出する書類にマイナンバーを記載することが必要になります」とのこと。よって、2016年2月に提出する確定申告にもマイナンバーの記載が必要となる……と思いきや、あわてるのはまだ早い!

 というのも、2016年2月16日から3月15日までに提出する確定申告は2015年(平成27年)1~12月分の所得を申告するもの。そのため、所得税の確定申告の場合、マイナンバーを記載するのは2017年(平成29年)に行なう2016年(平成28年)分の確定申告からとなるわけだ。

 「あわてるのは“まだ”早い!」と書いたとおり、2017年からの確定申告にはマイナンバーの記載が必要となることは忘れないようにしておきたい。なお2017年以降は、e-Taxでの確定申告に個人番号カードを利用できるようになる予定。

個人番号カードとは氏名、住所、生年月日、性別、マイナンバーと本人の顔写真を記載したICチップ付きカード。マイナンバーを証明する書類として利用できる

 国税庁では、税務関係書類への番号記載時期の一覧表を公開している。税に関する書類で、マイナンバーの記載が必要かどうかを確かめるときはこの表を参照するといいだろう。

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