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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第149回

AQUOS、Xperia、Nexus 主要キャリアの最強冬スマホを比較!

2015年12月21日 11時00分更新

文● 小林 誠 編集● ASCII.jp

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au版のXperia Z5が安さで一歩抜きんでる

 次に料金の比較。本体価格は各社のオンラインショップを参考に、月額料金は主要なものを選択し、24ヵ月分のトータルコストを計算した。なお下記表の料金は税込。税の計算時に小数点以下は切り捨てとしているので、実際の支払額とわずかに異なるケースもある。

  ドコモ
「AQUOS ZETA
SH-01H」
au
「Xperia Z5
SOV32」
ソフトバンク
「Nexus 6P」
新規契約
(実質/一括)
5万1192円/
9万3312円
4万3200円/
8万4240円
0円/
7万8720円
機種変更
(実質/一括)
5万1192円/
9万3312円
4万3200円/
8万4240円
0円/
7万8720円
MNP
(一括/実質)
2万9592円/
7万1712円
0円/
8万4240円
―2万1600円/
7万8720円
基本使用料 カケホーダイ スーパーカケホ 通話し放題
2916円 1836円 2916円
通話料 (音声定額) (5分以内音声定額、以降21円30秒) (音声定額)
Web接続 spモード LTE NET S!ベーシックパック
324円 324円 324円
パケット定額 データSパック(2GB) データ定額3(3GB) データ定額パック標準(5GB)
3780円 4536円 5400円
その他 なし auスマートパス App Pass
401円 399円
2年間トータルコスト 19万8072円
(MNP)
16万9927円
(MNP)
19万5336円
(MNP)

 最安はau版Xperia Z5。MNP時に実質0円になる点が大きい。auオンラインショップではauスマートパス加入が条件だが、初回30日間は無料。auのスーパーカケホは、月3GBのデータ定額殿組み合わせが可能で、こういう最安プランの争いでは有利になる仕組みだ。また、3キャリアで競争があるXperia Z5だからという部分もあるだろう。

 ソフトバンクのNexus 6Pは月月割が大きく、MNPの場合はマイナスになる。ただしオンラインストアでは、条件としてデータ定額パックは5GBの「標準」を選択し、アプリ使い放題の「App Pass」への加入も必須だ。パケット定額とオプション代では一番高いため、結局トータルで19万円超えとなった。なお、現在はNexus Playerが全員に、5万名にハーマンのスピーカーがプレゼントされる。

 Nexus 6Pよりも高い19万8072円となってしまったのが、ドコモのAQUOS ZETA SH-01H。原因は実質価格で、MNPでも2万9592円。これでもMNPで適用される「のりかえボーナス」が増額されているのだが、他社が安過ぎる印象だ。また基本料が安いカケホーダイライトを選ぶと、パケット定額は5GBのデータMパック以上が必要なため、どうしても2年で20万近い合計料金になる。

 もちろん3キャリアとも、各種キャンペーン、下取りなどでより安くなる可能性もあるのでチェックしてみよう。

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