ここが変わったWindows 10 第51回
満足度投票の結果「フィルタードタスクバーがデフォルト」
Windows 10、仮想デスクトップの「タスクバー挙動」が決まった
2015年06月14日 12時00分更新
3月17日、Windows公式ブログ上で開発中の次期OS「Windows 10」の販売開始時期を2015年夏とし、世界190ヵ国・111言語でリリースすると発表し、6月1日、ついに公式ブログ上で「7月29日」からアップグレード開始と公表された。Windows 8.1の後継OSとして、いろいろな機能のブラッシュアップが行われている。
この連載ではプレビュー版の「Windows 10 Insider Preview」を利用し、Windows 10の新機能の紹介、解説する。
Windows 10に新搭載された仮想デスクトップ機能で、複数のデスクトップを利用する際、そのデスクトップで開いているウィンドウのアイコンだけがタスクバーに表示されるようになった。
マイクロソフトは4月に仮想デスクトップのタスクバーに関する挙動について投票を行った。仮想デスクトップに、開いているすべてのウィンドウを表示する「グローバルタスクバー」か、そのデスクトップで開いているウィンドウだけを表示する「フィルタードタスクバー」かを選ぶものだ。
その結果、満足度スコアはグローバルタスクバーが3.8、フィルタードタスクバーが4.2という結果になった。この結果を受けて、Windows 10の仮想デスクトップではフィルタードタスクバーがデフォルトに決まったようだ。
とは言え、多数の仮想デスクトップを利用する場合、起動しているアプリをすべて把握しきれないこともあるだろう。そんな時は、設定の「システム」→「マルチタスク」→「仮想デスクトップ」で挙動を変更することもできる。
デスクトップを選択すると、その画面に開いているウィンドウのアイコンのみがタスクバーに表示されるようになった
「設定」から「システム」→「マルチタスク」→「仮想デスクトップ」で「すべてのデスクトップ」を選ぶ
他の仮想デスクトップで開いているウィンドウのアイコンも表示されるようになった
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