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東芝製タブレットに搭載、紙のような書き心地で紙よりも便利?

東芝のTruNoteは本当に紙のノートを超えたか

2015年02月28日 12時00分更新

文● 八尋/ASCII.jp編集部

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ワコムと協業して開発した「アクティブ静電結合方式」を採用する10.1型Windowsタブレット「dynabook Tab S90」

 会議や打ち合わせの際、その記録を取るのにノートやカメラ、レコーダーなど持って行くものがたくさんあって面倒だと感じることはないだろうか。そんな会議に必要な物をギュッと集約してしまったのが、東芝の10.1型Windowsタブレット「dynabook Tab S90/S80」だ。ワコムと協業して開発した「アクティブ静電結合方式」を採用し、2048段階の筆圧検知機能を内蔵するデジタイザーが付属している。

 今回は、Bluetoothキーボードが標準で付属する最上位モデル「dynabook Tab S90」を試用できたので、デジタイザーの書き心地など使い勝手を紹介。また、東芝独自開発のプリインストールアプリ「Tru シリーズ」についてもかなり便利だったので、こちらも紹介しよう。

アクティブ静電結合方式採用で、薄くて軽い筐体

 dynabook Tab S90の重量は、およそ565gと軽量で、厚みもおよそ9.1mmと薄い。従来モデルのペンタブに採用されてきた「電磁誘導式」は、デジタイザーに電池が不要な代わりに、ディスプレー側に専用のセンサーが1枚必要となり、ディスプレーが厚くなってしまう。その反面、dynabook S90に採用しているアクティブ静電結合方式は、デジタイザーに電池が必要な代わりに、ディスプレーのタッチ用の静電センサーしか使用しない。これにより、薄型軽量を実現しているのだ。

 インターフェースがmicroHDMI端子×1、microUSB端子×1、ヘッドフォン端子×1のみと必要最小限なのも、厚さを抑える要因の一つだろう。ビジネスで利用する際は持ち運ぶ場合が多いので、薄型軽量なのはうれしい。

厚みはおよそ9.1mmと薄い
本体左側にmicroHDMI端子×1、microUSB端子×1、ヘッドフォン端子×1を配置右側はスピーカーがあるのみ

 dynabook Tab S90に付属するBluetoothキーボードは、タブレットカバーとしても使用できるので、持ち運びに便利だ。キーボードとタブレットを合わせても重さはおよそ1005gで、カバンに入れて持ち運べばどこでも利用できる。キーボードはカバー部分を折り曲げてスタンドにするタイプなので、電車の中など膝の上での利用は厳しいだろうが、平面に置く場所があればしっかり使える。

付属のBluetoothキーボード。先端に磁石があり、タブレットを収納して持ち運べる
カバー部分を折り曲げてスタンドにすればノートPCのように使用できる

 ディスプレーの解像度は1280×800ドット。ウェブブラウジングや動画像視聴をメインにする場合は1920×1080ドットは欲しいところだが、ビジネス利用が目的であれば、ウェブや動画は空いた時間に閲覧する程度なのでさほど気にならない。

できる事はシンプルだが、書き心地は非常に良好

 続いて、dynabook Tab S90の書き心地について紹介しよう。先述したとおり、ワコムのアクティブ静電結合方式を採用している。ペン先の正確な検知を実現する東芝の技術と融合して、紙のノートに書き込むような感覚の手書き入力ができるとしている。そこで、実際に試してみた。

 デジタイザーを使用する際に手のひらがディスプレーにつくが、手のひらには反応しないので、ノートに書く時と同じように持っても問題なく書き込める。角度を付けて持っても反応するので、机に置いてだけでなく、手に持ったり、壁に抑えてなど様々な場面でしっかり使えるだろう。

文字を書くときにディスプレーに手のひらが触れても反応せず、デジタイザーだけに反応する

 ディスプレーの反応も上々で、小さな文字を書いてもペン先と反応がずれることはほとんどなかった。殴り書きしても線が途切れたりすることもない。また反応が良いため、非常に小さく細かい字で書くことが可能だ。消しゴムツールも消す範囲が設定でき、小さくすれば細かく修正できるのもポイント。消したくない箇所まで消えてしまうこともなかった。

殴り書きしても線が途切れない
ASCII.jpで公開しているdynabook Tab S90の記事をそのまま書いてみた。小さな字も難なく書ける

(次ページ「ビジネスに役立つ標準搭載アプリ『Tru シリーズ』」へ続く)

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