予算に合わせてCPUやストレージをカスタマイズ可能
続いて、「15S7050-i5-NEB」のスペックを見てみよう。基本となるベースユニットにはCPUとしてCore i5-4210M(2.6GHz)が搭載されているが、BTOメニューとしてクアッドコアのCore i7-4712MQ(2.3GHz)が用意されている。よりパワフルなマシンに仕上げたいときに選択するといい。
「15S7050-i5-NEB」で選択できるCPUの主な違い | ||
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Core i7-4712MQ | Core i5-4210M | |
コア数/スレッド数 | 4/8 | 2/4 |
動作周波数 | 2.3GHz | 2.6GHz |
最大動作周波数 | 3.3GHz | 3.2GHz |
キャッシュ | 6MB | 3MB |
グラフィックス機能 | インテルHDグラフィックス4600 | インテルHDグラフィックス4600 |
グラフィックス機能としては、外付けGPU(ディスクリートグラフィックス)のGeForce 840M(2GB)とCPU内蔵のインテルHDグラフィックス4600を併用する。ゲームやクリエイティブ系ソフトなど負荷の高い処理にはGeForce 840Mを利用し、Web閲覧や文書作成など比較的軽めの処理ではインテルHDグラフィックス4600を使う仕組みだ。
GeForce 840Mはエントリー向けのGPUでパワーとしてはそこそこのレベルだが、中規模クラスの3Dゲームや動画編集や3D制作といったクリエイティブ系ソフト向けには十分な性能を持っている。価格も安いことから、汎用的でコストパフォーマンスが高いGPUだと言えるだろう。
メモリー容量は4GBと8GBのいずれかを選択可能だ。比較的軽めの作業中心なら4GBでも問題はないが、マシンをガッツリ使い込むのであれば8GBを選びたい。
ストレージのメニューとしては500GBのHDDと、容量やアクセス速度の異なる6種類のSSDが用意されている。マシンを快適に使うなら、より高速なSSDを選ぶべきだ。用途や予算に応じて最適なものをチョイスしたい。
「15S7050-i5-NEB」に用意されているSSDの種類 | ||
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モデル名 | 容量 | アクセス速度 |
Samsung SSD 840 EVO | 250GB | 読み込み540MB/秒、書き込み520MB/秒 |
Samsung SSD 840 EVO | 500GB | 読み込み540MB/秒、書き込み520MB/秒 |
Samsung SSD 840 PRO | 128GB | 読み込み530MB/秒、書き込み390MB/秒 |
Samsung SSD 840 PRO | 256GB | 読み込み540MB/秒、書き込み520MB/秒 |
Samsung SSD 840 PRO | 512GB | 読み込み540MB/秒、書き込み520MB/秒 |
Intel SSD 530 | 180GB | 読み込み540MB/秒、書き込み490MB/秒 |
通信機能はIEEE802.11b/g/nの無線LANとBluetooth 4.0+LE、1000BASE-T対応有線LANに対応している。インターフェースとしてはUSB3.0端子×3とHDMI端子、SD/SDHC対応メモリーカードスロットを用意。光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブだ。
以上のように「15S7050-i5-NEB」では、予算や用途に合わせてパーツ構成を選択可能だ。さらに通常1年間のメーカー保証が6000円とリーズナブルな値段で3年間に延長できる有償サービスや便利な周辺機器なども用意されている。必要に応じて利用したい。
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