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プリンストンのデジギア道 第29回

用途に応じて選べるプリンストン製品からチョイス

ゲーム用途最強はどれだ! タッチペン3製品を試した

2014年09月25日 11時00分更新

文● 花茂未来

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モンストのシビアな角度調整が快適に!

 モンストでも指でプレイしていて歯がゆい部分がある。それは下の写真のように、キャラクターがフィールドの隅にいってしまった場合だ。モンストはキャラクターを引っ張り、矢印の方向に飛ばして敵を攻撃するゲームなのだが、画面外に指がいくと、当然タッチセンサーから指が離れてしまうため、そのまま飛んでいってしまう「誤射」をしてしまいがち。

画面隅から敵めがけてシビアな方向調整をしているときに「まだいけるか?」と画面外側に指をずらしていたらタッチセンサーから外れて明後日の方向に飛んでいくことがある。

 これもPSA-TP6を使った場合、iPhone 5sであれば、左右の画面から円盤部分が2/3離れた時点で飛んでいくので、角度調整の限界を把握しやすかった。指では感覚頼みになってしまうが、PSA-TP6ならハッキリとした指標を得られるのがうれしい。

 これは、iPad miniでプレイする場合にもメリットがある。iPhone 5sだと例えばフィールドの左に接したキャラクターを、左にドラッグするのは不可能である。なぜなら、液晶ディスプレイとゲーム画面がピッタリサイズだから。

 でもiPad miniなら画面比率の関係で、下のイメージのようにゲーム画面の左右に余白ができる。この部分はタッチセンサーが有効なので、iPhone5sでは不可能な角度調整ができるのだ。

iPad miniなら、フィールド左に接したキャラクターを左にひっぱれる。

 このときもPSA-TP6のほうが指より正確な角度調整が可能となる。PSA-TP5とPIP-TP2については、こうした画面端でのシビアな調整を正確に行うのは難易度が高いものの、ペン先をしっかり押さえて引っ張れる。そのため、画面端での危険な角度調整よりも、反対側に引っ張って反射させるプレイになれている人で、しっかり押さえて引っ張りたい人はこの2製品が選択肢に入る。

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