動体検知機能搭載で
動くものがあればお知らせがくる!
詳細なスマカメの各種設定や複数カメラの追加設定、マニュアル参照などのメニューはアプリの右上の設定アイコンにタッチすると表示される。
カメラの設定では、パスワードの設定変更やビデオ(録画)の設定、無線LANの確認や詳細設定、スマカメ側の機能である”動体検知”による通知アクションの設定、録画設定などを極めて簡便にできる。
極めて低価格のスマカメだが、自宅にずっと見ていたいほど可愛い自慢のペットがいる人ならいいが、一日中遠隔地からスマホで見ていられるほど暇な人もそれほど多くはいないだろう。そんな人に便利なのが、スマカメの“動体検知”によるお知らせ機能だ。
設定は極めてシンプルだ。スマカメアプリの右上の設定アイコンにタッチし、カメラ設定→詳細設定の「イベント設定」と「録画設定」を行なうだけだ。
決定することは動体検知のセンシティビティ(感度)と通知の方法、そして録画設定では動体検知と連動して録画するか否か、microSDカードの容量の許す限り上書きして連続録画するかなどを選択指定する。
一番気を使うのが最初の“感度”の調整だ。これは被写体によっても異なるので、自分の環境でひとまずどれかに仮に設定して、通知の頻度とその内容を確認しながら最適値を見つけ出すのが一般的だろう。
筆者の設定は、ひとまず、感度は「高」で、スマホへの通知は「音と振動」、録画は「動体検知と連動して録画」という設定をした。
そして、実際に遠隔地のスマカメが目の前を横切る人や動物など、スマカメに見えているシーンに何らかの変化があれば、設定したとおり、筆者のスマホには音とバイブで、スマカメが”今まさに何か動くモノを見た!”と通知してくれる。
そして動体検知と連動して録画された映像を見たければ、スマカメアプリの「録画を再生する」という四角いブロックアイコンにタッチする。すると、現在までにスマカメ内蔵のmicroSDカードに記録された録画のファイル一覧が表示される。
すでに再生したものは普通の文字で表示され、まだ再生していない映像ファイルはボールド文字で表示される。お知らせの届いた時刻の任意のファイルをクリックすれば、動体検知と連動して録画された映像ファイルがスマホ上で自動的に再生される。
複数台のスマカメを1台のスマホで管理できる
スマカメアプリは、1台のスマホ上で複数台のスマカメを管理することも可能だ。2台目以降のスマカメも、一番最初に行なった「カメラの追加」を選択し、1台目と同じ要領で追加するだけだ。
複数台のスマカメを管理しているスマカメアプリは、アプリの左上に2台のカメラが並んだアイコンが表示される。このアイコンにタッチすることで、現在、このスマホが管理しているスマカメがリスト表示され、この画面上で次に表示したいスマカメを選択すれば即座にそのスマカメが現在捉えている映像が表示される。極めて分かりやすい仕組みだ。
今回は友人宅のスマカメと私の家に設置したスマカメの2台を管理してみた。スマカメは赤外線機能のカメラを搭載しているわけではないが、夜間でも街頭などの明かりがあればそれなりに撮影できる。
スマホだけではなくその日の雰囲気で大きな画面サイズのタブレットなどで使ってみるのもなかなか楽しいものだ。
(次ページに続く、「工夫次第で屋外で使用することも可能」)
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