7980円で買えるスマホユーザーの為のWEBカメラ「スマカメ」
筆者が自宅にウェブカメラを持ち込み、三日三晩悪戦苦闘して何とか設定を終えて知人に公開したのが約15年ほど昔だった。
普通の人なら今では知る必要もない呪文のような「DDNS」(Dynamic DNS)や、見るからに情報通信技術の業界用語のような「NAT越え」という言葉の意味を理解し、それらを自ら実践できなければ、自宅に残した可愛いワンちゃんや猫ちゃんの留守中の様子を知ることさえできなかった。
そして企業がほとんどのユーザーであった当時のウェブカメラは15万円以上はする極めて価格ハードルの高いハードウェアだった。防犯などのセキュリティー管理用途がほとんどだった当時は、企業の社内外にウェブカメラを取り付けてサービスを提供することができるだけで十分ビジネスになった時代でもあった。
15年前、一人一台のデスクトップPCやモバイルPCがウェブカメラを見る道具だった時代から、現在は一億総スマートフォン時代に向かっている途中だ。
筆者は昨年末、たった3分で設定の完了するプラネックスコミュニケーションの「カメラ一発!」シリーズの「CS-W70HD」という製品を購入した(関連記事)。遠隔からパン・チルト操作(カメラの上下左右首振り)のできる最上位機種だ。
購入後、すぐにカメラ一発!は私の部屋のドアの内側、天井寄りに上下逆さまに設置し、無線LAN経由で部屋の隅から隅までを見張っている。遠隔地から自室を覗きこんでいると、たまに持って行くはずの書類を机の上に発見したりして脱力することもあるが、寝ているワンコを追いかけたり、極めて楽しく毎日活用している。
しかし、ネットワークマニアは別にして、自宅に残したワンコや猫ちゃん、熱帯魚やそのほかの小動物の様子を遠隔地から見るために、高機能だから、便利だからと言って4万円を捻出できるペット好きはそれほどいないだろう。
そんなユーザーにぴったりなのがアマゾンで7980円で販売中の「スマカメ」だ。
名前の通り、設定にPCは不要。自宅にWi-Fi無線LANの環境とスマートフォンさえあれば設定から活用まで完璧にできてしまう新機種だ。
ペットの見守りだけではなく、遠隔地にいる高齢者の様子を確認することも、夜は無人になってしまう遠隔地にある店舗の監視にも十分対応できる優れモノだ。
microSDカードに192時間の録画が可能
スマカメのパッケージを開くと、スマカメ(CS-QR10)本体、ACアダプター、スタンドキット、スタートガイド(保証書を含む)が同梱されており、壁面に取り付けたりする必要があるユーザーも便利なようにネジやプラグなど一式もすべて付属する。
筆者のように窓の側にスマカメを立てかけたり、リビングルームのテーブル上などで使用するだけならネジ止めは不要だ。
スマカメは映像素子に100万画素の1/4インチのCMOSセンサーを使用している。発色はキレイで、少しの明かりがあれば、夜間でも映像はスマホで十分見ることができるレベルだ。
背面には設定のために必要な、スマカメ固有のID(UID)やオーナーがスマカメ画像を遠隔から見るためのパスワードが印刷されている。実際には背面に印刷されたQRコードをスマホで読み取ることで面倒なUIDの入力は省略できるのでスマカメの設定は極めて簡単だ。
スマカメはWi-Fi(内蔵無線)以外に有線LANにも対応している。スマカメの底面にはイーサーネット(有線LAN)のRJ45ポートとACアダプターのDC入力端子がある。
側面にはmicroSDカードのスロットがあり、スマカメ本体で撮影対象を録画する時に必要だ。32GBのmicroSDカードで192時間(640×480ドット、15フレーム)の動画録画が行なえる。
背面にはWPSボタン(中央:Wi-fi Protected Setup)と製品を工場出荷状態に戻すRESETボタン(左端下)が用意されている。筆者の周囲にも昨今増えてきているPCを持たないスマホやタブレット単体ユーザーなら、必ずWi-Fiの無線通信を利用することになるだろう。
(次ページに続く、「セットアップは超カンタン!」)
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