監視カメラやウェブカメラが大好きな筆者は、2014年の夏前頃から自宅の内外に3台のネット接続カメラを導入して、自室内の様子やペット、自宅の外部などを国内外の出張先から適時モニターしている。
決して監視することが目的ではないのだが、現在の様子がリモート環境のスマホやタブレットで、見たい時にいつでも見られるのはなかなか便利で快感なのだ。
我が家には朝夕の散歩がマストのワンコがいるが、朝、起きる前に家の前の通りの様子や、雨が降っているかいないかなどの現在のお天気状況を布団の中から知ることができる。
国内外の出張先からは留守番しているワンコの状況も知ることができる。そんな実生活に超便利な機能に気が付き、2014年からスマカメ「CS-QR10」を使い出した。
今回はそんな自宅のネットカメラ環境を補強するために、豆電球一個のあかりでも闇夜のカラスが見える、というふれこみの「スマカメアウトドア(CS-QR300)」(以下、QR300)を衝動買いした。
外でも使えるウェブカメラ「スマカメアウトドア」
QR300はソニー製の高感度CMOSセンサー「IMX225」を搭載し、室内外において、最低被写体照度0.1ルクス(月明かり程度)でも被写体がカラーで見えるという低照度性能を実現している。
水平99度の広角カメラ機能に加えてIPX3対応の防雨機能。従来の屋内用のカメラでは設置できなかった玄関先や出窓の外側などの室外への取り付けを可能にした、画期的なインターネットカメラだ。
室内で使用する場合は、少し離れた別室のベビーベッドで、天井の主電灯を消した状況でも、小さな豆球さえ点灯していれば、ゆうゆうと赤ちゃんの寝顔を離れた場所からカラー表示で見ることが可能だ。
さて、そのQR300の本体はカラスのように真っ黒で、極めて小さなパッケージで配送されてきた。梱包物は大きく分けて5種類。QR300本体、ACアダプター、スタンドキット、スプリットケーブル、カンタン設定ガイドの5点だ。
QR300本体は付属の堅牢な金属製スタンドキットに取り付け、蝶ネジで自由な角度に固定することができる。また、マンションなどの内壁石膏ボードに固定するためのキットも付属する。
本体は防雨構造ということもあり、余分なコネクター部分は表面の見える場所には露出していない。例外は、ゴムのフタで密閉された本体右側面にあるmicroSDカードスロットと背面に配置されたワイヤレス接続を容易にする「WPS」ボタンの2つのみだ。
ACアダプター入力やRJ45コネクター、外部音声出力端子は、雨などを避けるようにスタンドキットが接続される底面に配置されている。
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