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うどん、パスタ、ラーメンとなんでもござれ

夏だから麺をこねよう、10分で済むヌードルメーカーで

2014年08月14日 09時00分更新

文● 堀江知子

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食べてみると、もっちもちのつるっつる。麺の表面に冷汁がからんで、とてもおいしい。実は、「うどんは包丁で切るほうがおいしそう。ヌードルメーカーみたいな“搾り出し式”ってどうなんだろう」と疑っていたのだが、むしろプラスに働いているように思う

埼玉風に「冷汁うどん」と「武蔵野うどん」の2種類で試食

 私が住む埼玉では、夏の昼ごはんにはよく「冷汁うどん」を食べる。野菜たっぷりのごま味噌だれだ。あれを作ってみることにした。

たっぷりの湯でゆで、流水でしめる

冷汁の材料は、味噌、すりごま、砂糖、キュウリ、青ジソ。これを水で溶いて、氷を浮かべる

もう1回、今度は粉を「上州地粉」に、製麺キャップを「2mm丸麺」に変えてうってみた。こちらは「武蔵野うどん」に。武蔵野うどんのつゆは、めんつゆに豚肉とネギを入れて煮るだけ。仕上げに万能ねぎと一味唐辛子をパラリとふって

上州地粉で打った麺は、色は少し茶色ぽい。「白椿」に比べてツルツルというよりは、粉の味をしっかりかみしめる感じ。豚肉の脂の浮いたガッチリした汁によく合う。飲んだあとにシメにも食べたい感じ

 なんの苦もなく、2種類のうどんのできあがり。機械まかせでラクだからこそ、粉を変えて味比べを楽しめる。手打ちでは、立て続けに2種類打つなんて、体力的に無理。

 近くに住む両親宅にもっていったところ、最近食が細くなっていた父が2食分をぺろりと平らげた。かなり気に入ったらしく、「素性のわかる粉で作れるから安心」「冬になったら、柚子を練りこんでみたら?」と上機嫌。ちょっと親孝行した気分。

 なお、あとでやってみてわかったのだが、こね時間を7分にすると、ますますコシが強くなっておいしい。

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