LINEなどのメッセンジャーが普及しても、ビジネスなどではメインのコミュニケーションツールとして「メール」を利用する機会が多い。
Windows 7では、一時OS標準のアプリとしてのメーラーが外されてしまったが、8からはストアアプリがプリインストールされ、最初から使えるようになっている。
Windows 8.1標準の「メール」アプリは、初期状態ではOutlook.comのメールアカウントが設定される。OSにMicrosoftアカウントが関連付けされている状態では、とくに設定することなく利用可能。もし、関連付けされていなければ、アプリ起動時にサインインが必要となる。
ストアアプリ版の「メール」は、Outlook.comの利用が必須となっている。ビジネスやプライベート問わず、利用者の多い「Gmail」を使いたいという読者もいることだろう。「メール」には、Outlook.comに加えてYahoo!メールといったウェブメール、Exchange、IMAPのメールの送受信ができるようになっている。もちろん、Gmailの利用も可能。早速Gmailを「メール」アプリにセットアップしていく。
まずは基本! Gmailを使えるようにする
Gmailのセットアップは、設定チャームの「アカウント」から行なう。ここからGmailやYahooメールのアカウントを追加することが可能だ。
ライブタイルで新着メールを確認!
「メール」アプリは、新着をライブタイルに表示したり、ロックスクリーンに未読数を表示したりできる。わざわざアプリを開くことなく、新着のチェックができるので、ぜひ設定しておきたいところ。
通常はアカウントが設定されると、ライブタイルにも自動で反映されるようになっている。Outlook.comなどの表示は不要といった場合にはアカウントごとに設定を変えて、見たいものだけ表示させるようにしておくといい。
「スター」も付けられる! フォルダー操作のしかた
Gmailを設定した直後は、受信トレイや迷惑メールといった最低限の項目だけが表示されている。ビジネス利用などで細かくフォルダー整理しているときは、左ペインへフォルダーを追加して、必要な項目を常時表示させておくことができる。
「メール」アプリにはGmailの「スター」に相当する「フラグ」という機能がある。あとから目立つように印をつけるときに利用するものだ。
しかし、フラグを付けてもアプリ内のみしか反映されず、スマホなどでGmailを確認しても重要なメールがどれだかわからなくなってしまう。そのため、Gmailのスターの完全な代替とはならない。
「メール」アプリでスターを付けるには、「スター付き」フォルダーへ項目を移動するといい。
(次ページに続く、「ファイルをドラッグしてもメールは添付できない!?」)
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