COMPUTEXでデュアルRadeon R9 290Xを展示するPowerColor
2014年06月05日 23時45分更新
COMPUTEXが来るたびに、毎度ネタを提供してくれるPowerColor。今年も当然のように展示されていたのが、1枚の基板にRadeon R9 290Xをデュアルで搭載するモンスタービデオカード「Devil 13 Dual Core R9 290X 8GB GDDR5」だ。
まずは実機を見ていただこう。超重量級の本体カードは、10本の極太ヒートパイプと分厚いヒートシンクなどで構成される3スロット占有の大型空冷クーラーを装備。デュアルで搭載するRadeon R9 290Xを強力に冷却するわけだが、はたして動作に問題はないのだろうか。
そもそもAMD純正のRadeon R9 295X2でさえ水冷・空冷のハイブリッド仕様になっているのに、という疑問もわく。それについて、ブースにいた担当者の話では「高負荷時でも発熱を80度程度に抑えられている」とのこと。これからくる真夏の運用に不安がないわけでもないが、そこはメーカーの言葉を信じるしかない。
なお、PCI Express補助電源は、なんと驚きの8ピン×4構成で、最小要求電力は1000W。ビデオカードを買う前に、まずは搭載している電源ユニットと電気代の心配をしたほうがよさそうだ。
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