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富士見iPhoneクラブ 第203回

iPhone内のヒミツの写真を「トリミング」で隠してみる

2014年04月13日 17時00分更新

文● 富士見iPhoneクラブ製作委員会(構成:じまP)

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富士見iPhoneクラブのメンバーが、iPhoneのちょっとした使いこなしテクを毎回紹介していく。iPhone上級者なら「なにを今さら…」と思うかもしれないが、案外知らなかったり、使っていなかったりするネタもあるかもしれないぞ。

 いつでも気軽に写真が撮れるiPhoneだが、そうはいっても、その中にある写真には見られたくないというものもあるだろう。かといって、何もかも消す……というわけにはいかないのも、悲しいが事実だ。

 今回はiOSの「トリミング」機能を利用して、サムネイルを偽装する(この言い方は悪いかもしれないが……)方法を紹介しよう。

今回はJR京都駅のホームで撮った写真のサムネイルが仕事先の人に見られたらヤバい、という設定でこれを隠してみる。「他の写真で京都に行ったとわかるだろ! いい加減にしろ!」というツッコミはなしの方向でお願いします

 「写真」アプリで、まずは隠したい写真をタップして開き、右上の「編集」をタップする。編集画面になったら、右下のアイコンをタップして、トリミング画面にしよう。そこで、画面に写っている“見られたくない部分”を避けるようにトリミングするのだ。

写真を開いて、右上の「編集」をタップ。編集画面になったら、右下のアイコンをタップするとトリミング画面になる

トリミング画面になったら、スワイプして見られたくない部分を隠してしまおう

 うまくトリミングしたら、右上の「保存」をタップすればいい。こうすると、肝心なところがトリミングされた画像となり、一覧でサムネイルを見ても大丈夫。タップして開かれても問題ない(「これ、何で撮ったの?」と言われる場合はあるかもしれないが)。

写ったらまずい部分を隠したら、右上の「保存」をタップする

一覧ではトリミングした画像がサムネイルになるので、見えなくなるという仕掛けだ

 ところで、「画像をトリミングしたら、元の画像に上書きされてしまうのでは?」と思う人もいるだろう。しかし、この編集機能はあくまで“元画像を編集したように見せている”ものなのだ。トリミングした後の写真を選び、編集でもう一度トリミングしようとすると、元の画像が枠外に表示される。つまり、画像の修正内容を別に保存して、写真そのものには修正を加えていないので、いつでも戻すことが可能だ(関連記事)。

トリミングした画像を開いて、編集画面でおもう一度トリミングし、広げるようにスワイプすると……

画像が元に戻る。トリミングしたように見せかけているわけだ


このテクを使っている覆面:カリーさん

 男子たるもの、やっぱり見られたら困る画像って持っていると思うんですよね……。いや、後ろめたいのはわかるんですけど、そういう画像こそ容易に消せないというもので。今回のテクニックでうまくごまかしましょう。

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