パタパタ時計やキーボード型キーボードにも注目
「カタッ カタッ」と心地よい音を立てながら時を刻むtomozhさんの「手作りパタパタ時計」。見た目は空港にある行き先表示板と同じだが、中の駆動システムはモーターではなく磁石を利用して小型化を実現した。ほかには「部屋が寒いけど、今何度なんだろう?」ということを調べるために開発した温室時計なども展示していた。
キーボードでキーボードを作るというギャグをやりきってしまった「あきにゃん」さんの作品。腰についているのは、こちらも自作の「心拍と連動して動くエスカのしっぽ」だ。この春アニメ化されるゲーム「エスカ&ロジーのアトリエ」のキャラクター、エスカについているしっぽを実体化したものになる。
そむにうむ@森山弘樹さんは、3Dプリンターで鉄道模型を作ってみた。右側にある初音ミクのレリーフや、弱音ハクのフィギュアは、3Dソフト「MikuMikuDance」のデータがオリジナルで、自作ソフト「EasyRecaster」で3Dプリンター用のデータに変換して作成したという。
無線送電という謎技術を披露してくれたFET_ELさん。左端の装置から無線で電気を右端にある電球へと給電している。間にあるのは中継装置。ほかにも、電子部品をのせる基板に絵を描いたものなどを出展していた。
宇宙空間に初音ミクを送るプロジェクト「SOMESAT」の一員であるyuuitirou528さんのブースでは、宇宙に送るロケットのモックアップや、個人で作成した500mlペットボトルのロケットを展示。
後編では、自動演奏をしたり、歌う楽器を作ったり、コスプレしたりとエンターテイメント色がより強い、まさに「才能の無駄遣い」な展示の数々を紹介しよう!(後編はこちら)