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見て、聞いて、直感的に楽しめる展示がズラり!

天使降臨や「ネット葬」に驚いた NT京都2014レポ(後編)

2014年03月27日 18時30分更新

文● 多田祥人、広田稔(@kawauso3

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出展者、見学者とも、ビールを片手に「ゆるーく」楽しんでる雰囲気が最高です

 国内でも屈指の人気を誇る動画投稿サイト「niconico」(ニコ動)。「ニコニコ技術部」は、そのサイト内で生まれたタグを主な活動場所とし、日々技術の研鑽を積んでいる人々だ。

 「作ってみたかったから」や「面白そうだから」といった動機で制作に取りかかり、これまで一般には流通しないようなユニークな作品を数多く世に送り出してきた。そんな彼らのお祭りである「NT京都」が3月22日に実施された。前編に引き続き、後編ではエンターテイメント要素満載の展示を紹介していこう。

ミクさんが降臨する「天使の質量」

 ステージイベントで気になったのは、特製スクリーンを使って、影で初音ミクの存在感を表現した「あしやまひろこ」さんの「天使の質量」という作品。

 特性スクリーンは6面が透明の農業用ポリエチレンで覆われており、中にはスモークマシーンでたいた白い煙が充填されている。もわもわと動くスモークに背後からプロジェクターで白黒の映像を投影すると、影絵に見えるという仕組みだ。微妙に動く煙とモノクロのミクが合わさることで、スクリーンの背後にいるような感覚を覚える。パフォーマンスの途中、あしやまさんが装置の構造や制作哲学を語ったり、アンコールには「艦これ」の島風が現れるなど、ショウして見応え抜群だった。

ステージ上でのライブパフォーマンスは非常にインパクトが大きく、来場者の視線を釘付けにしていた。ちなみにあしやまさんといえば、女装して「ミス筑波大2011」で優勝したという素晴らしい経歴を持つ人物です

召還の次は追悼!? インタラクティブお葬式

 「多くのサービスにイノベーションが起きているのに、お葬式は進化していない」という問題意識をもとに、坪倉さんが生み出したのは「インタラクティブお葬式」だ。

 インターネットを介して、パソコンやスマートフォンから「チーン」となる鈴や、「ポクッ ポクッ」となる木魚を操作して鳴らしたり、遺影に自分の写真を加えられる。「Leap Motion」という3Dセンサーを持っていれば、ネット経由でロボットアームを操作してお焼香することも可能だ。地球のどこにいても葬儀に参列できるという革新的なシステムになっている。「この部屋だけお線香の匂いがする……」とウワサされていたのが印象的だった。

インタラクティブお葬式の一式。そばにあった投げ銭用の箱には「香典」と書かれており、異様な雰囲気をかもしだしていた

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